今後の話
気がつくと知らない天井
「ここは…」
俺が混乱しているとガチャリとドアが開いた
そこにはノイマンとソフィがいた
ソフィがいるって事は役所かここは
「仁!!」
ノイマンが俺を見るや飛びついてきた
「ぐえっ、てめえけが人だぞ俺は」
「安心しろ、けがは私がソフィに習って完璧に治してある」
「習ってっておれはどれくらい寝ていたんだ?」
「まる1日だな」
1日で回復魔術をマスターできるものなのか?まぁこいつなら可能なのか
「本当気が付かれてよかったです、すぐにランスロットさん達をよんできますね」
そう言って部屋を出ていくソフィ、ランスロット達は近く待機していたのか
10分もしないうちに部屋に来た
「目を覚ましたか仁」
「倒れられた時はどうなるかと思いましたよ」
「心配かけたな」
ランスロットとジルは置いてあった椅子にそれぞれ腰かけた
「あいつらは?」
「あいつら?あぁルードたちか?元気にしてたよ、流石に依頼は受けてないから休んでいるんじゃないか?」
「2パーティともパーティでの依頼は受けていませんが、アドゥ君単騎でゴブリンの依頼を受けられていましたね」
「元気な奴だな」
少々焚きつけ過ぎたか、無理をしてなければいいが
「まぁ他の奴らも元気にしてるよ、それより、目を覚まして早々に悪いがあの時なにがあったか教えてくれないか?大体のことはパーシヴァルから聞いているが肝心の魔族についての話がうすくてな」
「あぁわかった」
そこからおれは無限再生するカオスドラゴンのことダオス・ブラッドの事を話した
「魔獣生成スキルに魔剣生成・・ちっやっぱりあそこで仕留めておくべき奴だったか」
「前回の戦争時にはそんな魔族いなかったので、魔族側でも大幅な戦力増強が行われたのでしょうやはり厄介ですね」
「実際戦ってどう思った仁」
「そうだな、奴自身の強さで言えばそこまで警戒することもないが、やはり魔獣生成スキルがな」
あいつが本気で攻めてくる時のは無限再生するカオスドラゴンも複数投下してくるだろう、細胞一つ残せないあいつの処理は容易ではない
「これは隣国との同盟を考えた方が良さそうだな」
「そうですね、魔族との戦争ともなれば私たちだけの被害だけではないでしょう隣接する国だけでも同盟組む必要がありますね」
「隣接する国ってどれくらいあるんだ?」
「まともな3国ですね、獣人が統治しているビストニア、ドワーフが統治しているレムーノス、海人が統治しているポセイドがあります」
「まともな国というと?なにか含みのある言葉だね、ジル・シルフィード」
ノイマンがジルの説明に食いつく
「まともなというとあれですが話が通じる国ともうしましょうかあと一つ大きな国があるのですがそこが」
言いにくそうに口ごもるジル
「エルフの国フォレストだ」
横からランスロットが割り込む
「エルフの国のなにが問題なんだ?」
一番まともそうな国じゃねぇか
「そうですね、一番の問題は種族差別です、あの国はエルフしか認めない国ですから」
すこし悔しそうに下唇を噛むジル、なにか訳ありって感じだな
「訳ありって感じだが、言いたくないならいいさ、で?同盟の話を俺たちにしたってことはなにか俺たちに依頼があるんだろ?」
「あぁ同盟の協力の要請に各国を回らなきゃいけないんだが、それにお前もついてきてほしいんだ」
「俺たちが?ノイマンはともかく俺が話し合いの場所に行ってもしょうがないだろ」
「レムーノスとポセイドはともかくビストニアがなぁ、あそこは強者絶対主義でなおそらく同盟を組むにあたって一戦交える事になる、一戦って言っても闘技場で殴り合うだけだが」
国の事を殴り合いで決めるってどんな国だよ
「強者絶対主義ってならランスロット、お前が行けばすむ話じゃないのか?」
「俺はこの国の最高戦力だぜ?おいそれと他国にいけねぇよ」
確かに王直属の戦力のトップが他国にいるっていう状況はまずいわな
「まぁ依頼ってんならうけるけどよ」
「助かるぜ、円卓のだれかをつけるからよ」
ランスロットがほっと胸をなでおろした
「情報は明日追って伝える、じゃあな疲れてるとこわるかった」
ランスロットとジルが部屋から出ていく
「ビストニア、獣人の国か」
おれはまだ見ぬ世界人種に心躍らせながらもう一度眠りについた




