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カンスト報酬は異世界で  作者: ジャージガイ
24/40

2つのパーティー

「かっかっこよすぎる、でっ弟子にしてくれよ」

腹を押さえながら俺の足元まで這いずってくる


「おれはそんなもの募集してねぇのおい!こいつのリーダー早く回収にこい!」

「すっすみません、おいアドゥ迷惑だろ」

反抗されるのも面倒だが懐かれるのもそれはそれで面倒だ


俺はワーウルフどもの魔石を回収し隊列に戻る

「どうだ治りそうか?」

「っひそっそうですね、時間はかかりますが何とかなりそうです」

そこには気弱そうな女の子がアドゥに回復魔術をかけていいた

「そうかじゃあ野ざらしでは危険だな、ノイマン」

「あぁ、アースウォール」

俺たちをぐるりと囲うように土壁ができる


これでひとまず安全か、完璧ではないが、やはり異空間テントは買うべきだな

そんなことを考えているとアドゥのパーティーリーダーが近づいてきた


「海道さん申し訳ないです、余計な時間を取らせてしまって」

「ん?あぁ止められなかった俺にも責任があるあまり気を落とすなよえっと」

「ルードですそういえば自分達の自己紹介をしてませんでしたね」

そういうとリークはアドゥと治療してくれている女の子以外を呼び寄せた

「いまアドゥの治療をしている女の子がティア援護系魔術が得意です、短髪でほほに傷がある彼がフィスト、剣も使えますが拳闘士です、その隣の黄色い髪の女の子がイーナ、雷系魔術が得意です、そしてアドゥ彼はまだ幼いですが本来はかなり強い剣士なんですが、たまに暴走するのが弱点ですかね…」

「そして僕はルード、前衛で盾役をしています以上がBランクパーティーイージスのメンバーです」

「盾役というのは随分みがるだな」

ルードの装備は剣のみ、盾役というにはあまりにも軽装だ

そういうとルードは自分の腕に魔力でできたシールドを出す


「これが僕のスキル魔力防具です、自分の魔力でシールドや鎧を生成出来ます」

「ほぉ、面白いスキルだ、強度を見ておきたいな」

「いいですよ」

ルードがカンカンと盾を剣で叩く


自信満々って感じだ、さっきの戦いをみてなら、かなりの強度をもっているのだろう

「気張れよ」

俺はルードの前で腰を落とす

「我流砕撃ノ型一ノ奥義」

俺の迫力におされグッと体に力が入るルード

「鬼拳!!」

ドンッと強い衝撃がルードを遅い数メートル後退させる

ルードの盾はしばらく姿を保ったが直ぐにひびがはいり崩壊した


「いったぁ、ちょっとは手加減してくださいよぉ」

ぷらぷらとガードした腕を揺らすルード

「そうか、鬼拳をたえるか」

今打った鬼拳は最大限溜めを使った鬼拳だ魔力は込めていないが俺の解放前の高火力奥義を防いだ事になる


「上出来だな、次の戦闘期待している、そこのアドゥとかたガキ活躍次第で弟子の件考えてやるよ」

「ほっ本当ですか頑張ります!...いってぇー!」

「まっまだうごかないでください」

勢いよく起き上がったアドゥはティアにおこられる


「つぎお前らだ」

「はい!自分たちはBランクパーティーゲイボルグです!大柄の無口な彼がタンクのディフェ、青いロングヘアーの彼女が水魔術が得意なシーバ、白い髪が特徴的な彼女が援護系魔術と援護スキルを持っているアスヴィ、帽子を深くかぶってすかしている彼が斥候と弓での中距離攻撃が得意なシャッス自分はクリスっていいます、武器はこれですね」

パーティーメンバーを紹介した後クリスは手を前に出して魔力を放出次第にその魔力は槍の形を成していく


「これが自分のスキル魔力武装です、今は槍を出しましたが剣などの近接武器なら生成可能です」

「ほう、ノイマン壁を出してくれ」

ノイマンに土壁を出してもらい、魔石剣をレイピアに変換させ、突きを3発放つ


壁にはきれいな穴が3つ空いている


「よし同じ硬度の壁をもう一枚出してくれ」

「人使いが荒いぞ」

文句を言いながら土壁をクリスの前に出してくれた


「これにお前の最大威力をたたき込め」

「わかりました、すこし離れてください」

クリスは全員が離れた事を確認すると、槍を構える


「スキル・ゲイボルグ」

クリスの槍は光を放ちながら壁に激突、土壁は粉々に吹き飛んだ

「どっどうですか」

「いいスキルだ、本来ならば一人一人実力をみたいところだが時間もない、ということで次の戦闘はお前に任せる、決してアドゥみたいな無謀な事はするな」

「「はい!」」

アドゥの治療も終わり、出発のため土壁壁を解除して森を進む


数十分進んだあたりで俺たちに向けて石槍が飛んでくる

それを掴んで投げ返すと木の上からトカゲみたいなやつが落ちてきた


「げっリザードマンっす」

「強いか?」

「いえ個体にもよりますけどBランクの魔獣なんでそこまでっすね」

一体また一体とぞろぞろ出てくるリザードマン


「よしこいつらお前らで処理しろ」

「ぜっぜんぶですか?」

「当たり前だ、俺は木の上でいる安心しろ死にそうになってたら助けてやるよ」

おれはノイマンを抱えて木の上まで飛ぶ、バーシヴァルも続いて木の上までくる


「まじかよ」

「やるしかないですね」

ルードとクリスが覚悟をきめスキルを発動させる

それをみた他の奴らも戦闘態勢をとる


「遠距離の人を中心に陣形を取ります、魔術の準備が整うまでアドゥとフィストはクリスと一緒に前線で敵の注意を引いてください、自分とディフェで守ります」

「「「了解」」」

アドゥとフィストとクリスの三人がリザードマンに突撃しその間にルードとディフェで後方支援組を保護


「一番乗り!!」

突撃隊の内アドゥが一番早くに到着そのスピードにリザードマンは対応できておらず1体が無抵抗で切り伏せられた

「おいアドゥ、調子乗ってっとさっきみたいなことになるぞ」

「うるせぇぞ!のろま」

すこし遅れてフィストとクリスが到着し、アドゥをあおる


「さてさて暴れるか」

ゴキゴキと拳を鳴らすフィスト

「さっきは海道さんに全部持っていかれましたからね」

魔力で槍を生成し振り回すクリス


そこから激戦が始まる、暴れる三人にリザードマンがドンドン蹴散らされる

一体また一体と殴られ切られ貫かれる


「あのガキがあそこまでできる奴だったとは」

フィストもなかなかのものだがクリスとアドゥが予想よりもやる、クリスはあの壁を砕いたのだからまあ予想はつくが、まさかあの情けないガキがここまでとは

「くっくく、鍛えがいがありそうだ」

「なにブツブツいっているのだ仁気持ち悪いぞ」

「ちょっとやばいすっね」

思わぬ収穫に微笑む俺をノイマンとパーシヴァルが気持ち悪がった

「てめえら…突き落とすぞ」

「じょっ冗談っすよ、ほっほらそんなことよりにか面白い事がおきそうっすよ」

パーシヴァルが下を見るように急かす


「クリス、フィスト、アドゥ、準備出来ましたよけて下さい!!」

ルードが叫び指示を出しながら、なにか魔術を準備していた


「我、ノームと契約せしものルード、土よ、我が敵を封じる壁となれ、アースウォール!!」

ルードが魔術を発動させるとリザードマンを囲うように土壁がせりたつ

土壁は一か所穴が開いておりその穴はルードたち後方支援組えと続いている


「皆さんお願いします!」

「水よ、われシーバの声をきき、敵をうつ水弾となれ、アクアショット」

シーバが放った水弾は土壁の通路を通り真っ直ぐリザードマンたちを襲う

しかしその威力は弱く当たった者は転倒したが他の者は水浸しになっただけだ


どういうことかと思ったが答えは直ぐに分かった


「我イーナが命ずる、雷よ、、我が敵を痺れさす雷撃となれ、サンダーショット!!」

雷撃は濡れた土壁を伝いリザードマンを感電させる

後はしびれて動けなくなったリザードマンたちを蹂躙するだけで戦いは終わる


「どうですか仁さん!」

木から降りてきた俺をみてアドゥが走ってくる


「まぁ暇な時に稽古位はつけてやるよ」

「ほんとですか!!やった!!」

生意気なガキかと思ったが案外素直なやつだな


「なかなかいい動きだった、しかしチームワークが良すぎないか?」

パーティーメンバーでチームワークいいのは当然だが混合パーティーメンバーであの動きはおかしい


「それはですね自分たちは時々2パーティで依頼をこなすことがあるからなんです」

「なるほどな、それなら納得だ、これから頼りにしている」

妙に仲が良い2つのパーティー、知り合いならあのチームワークは頷ける


俺たちは魔石を回収した後森の奥に足を進める




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