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カンスト報酬は異世界で  作者: ジャージガイ
23/40

生意気なガキ

街を出て数時間がたった頃、目的地に到着したのかパーシヴァルが足を止める

「ここっすね、自分たちの担当は」

街から南にある森、名前もそのまま南の森、難易度的には小鬼の森よりかは少し高い程度で比較的初心者向けといわれているらしいが


「なんとも初心者向けとはおもえないな」

森の入り口からはとんでもない量の薄気味悪い魔力があふれておりそこら中に魔獣の気配をかんじる


「明らかに外れ引いた感じがするっす」

がっくりと肩を落とすパーシヴァル


「そう気を落とすな士気が下がる」

おれはパーシヴァルの肩をを叩き姿勢をもどさせる


「各自戦闘態勢を維持したまま俺についてこい、パーシヴァルは一番後ろを歩け」

「了解っす」

各自戦闘態勢をとる準備をしている中、一人俺を睨んでくるガキがいやがる


俺は認めていないそう言いたそうな目をしている


「っち面倒くさい」

勝手な行動をしなければいいが



隊列を組み森を進む事数十分、早くも俺の嫌な予感は的中する


「止まれ」

おれは何かの気配を感じてとまる

出てきたのはす7~8匹の狼だ


「なんだハイウルフかよ」

リーダーの片方がそうつぶやいた瞬間俺の横を何かが通り過ぎる

「おい!アドゥ!?」

さっきまで俺を睨んできたガキが狼の群れへ突っこんでいく


「これくらい俺一人でじゅうぶんだよ!」

最悪だ、これだからガキは嫌いだ


いきりたったアドゥが狼へ切りかかる

狼はいとも簡単にそれを避け、驚くことに2足立ち上がり、アドゥの腹を蹴る

「ぐっ」

ごき!という嫌な音が少し離れている俺らにも聞こえた

腹を押さえてうずくまるアドゥ、あの音あばらが折れているんだろう

ワーウルフはアドゥにとどめをさすため足を上げている


「ワーウルフ!?なんでこんなとこにいるっすか!?」

アドゥを助けるためパーシヴァルが駆け寄るが間に合わないだろう


「たっく世話の焼けるガキだ」

俺は魔光銃を取り出し引き金を引いた


魔弾はパーシヴァルの顔すれすれを通りワーウルフに直撃した


上半身が爆裂して死んだ仲間をみて他のワーウルフ共は逃げ出そうとしたが、もう手遅れだった


「アースウォール」

ノイマンが逃げ道をふさぐように土の壁を立てる

「パーシヴァルさがってろ」

「わかったっす」

パーシヴァルが俺の意図をくみ隊列に戻る


ここで圧倒な差をみせておいた方がいいだろう

おれは魔石剣に魔力をおくる

長めに出した刃を引きずりながらワーウルフ共に近づく


逃げられと悟った先頭にいたワーウルフは果敢に襲い掛かってくる

そのスピードがかなり早いが、ジルやランスロットには遠く及ばない


ワーウルフの攻撃をすれすれで避け、ついでに首を落す

残りのワーウルフも戦うしかないとふんで戦闘態勢を崩さない


「上等だ、始末してやるよ」

おれは手をクイクイっと手招きして挑発

それに乗って一斉に飛びかかってくるワーウルフ


「いいコンビネーションだ」

多方向から一度にとびかかってきたワーウルフ群れだけあって連携は取れている

しかしそれだけだ


「剣界」


とびかかってきたワーウルフは一匹残らず肉片に変わった

自分が敵わなかった相手を瞬殺した人間、これほど怖い奴はいないだろう

俺はアドゥをみる


そこには腹を押さえながらキラキラとした目で俺わみるアドゥがいた


「かっかっこいい…」

「はぁ面倒くさい事になった」

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