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カンスト報酬は異世界で  作者: ジャージガイ
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小鬼の森のワイバーン

ワイバーンが出現した場所は小鬼の森、本来ならばゴブリンなどの下級魔獣が巣くう場所らしいのだが

「ゴブリンどころがスライムすら出てこねぇな」

「生態系が崩れたのだろう、それほどまでに強いということだなワイバーンとやらは」

草木を短剣で切りながら進んでいく俺達、その道中魔獣どころか鳥一羽も見つからない


「だぁぁ!!闇雲にさがしてもきりがねぇノイマン魔術で高台作れ!!空から見つけてやる」

「ふむそれもそうだな、舌を噛むなよ、我ノイマンが命ずる、土よ天を衝く塔を築け、アースタワー!」


なかなか見つからないワイバーンにしびれを切らした俺達は強行手段を取った

高層ビルと見間違うほどの高さの土の塔が仁の足元からせりあがる


「高すぎだ!ばかやろう!!」

うえから叫ぶが高すぎてノイマンには届かない

「たくよぉ、加減ってもんをしらねぇのか」

俺は文句をいいつつワイバーンをさがす


「あれか?」

遠くの方に大きな鳥みたいのが飛んでいる

「とりあえず撃ってみるか」


おれは収納から魔光銃をとりだし目標へと放つ

これで終わってくれれば楽だがそうもいかないらしい


魔光弾はまっすぐ標的に飛んでいく外れる訳がない

そうおもい、落下地点を定めるためワイバーンらしき物をみつめる


しかしその予想は外れる標的は魔光弾を躱しこちらへ向かってきたのだ


「マジか、まぁちょうどいいこいつを試して見たかったからな」

おれは魔石剣を握りしめる


ワイバーンとの距離がどんどん詰まっていく

おれは魔石剣に魔力をながし闇の刃を形成し、グローブにも闇をまとわせ刃を固く握る

鞘がない為こうするしかない


「我流 一刀流、居合の型一ノ奥義 一閃」

仁を喰らおうと大口をあけて迫ってきたワイバーンはそのまま仁を通り過ぎて真っ二つに割れ落ちていく


握った手によって加速度をました居合切り、これまでの速度とは桁がちがう

「しかしよく切れる獲物だな」

おれがまじまじと闇の刃を見つめていると足場の塔が揺れだす

どうやらノイマンが討伐が完了したことを悟り塔を下げてくれているらしい


どんどん高度をさげ1分程で地上についた


「ご苦労、下からよく見えていたよ」

「そりゃどうも」

これからどうするか、そんな話をしようとしていた時だった


空からとんでもないプレッシャーを受けた

「なんだ!!」

「仁!!!上を見ろ!」

ノイマンに言われ空を見上げると、そこには10じゃ効かないほどのワイバーンが集まっていた


「おいおいムカデかこいつは」

「ふむ、何やら伝達能力があるのやもしれんな」

顎をさすり、なにやら分析を始めるノイマン


「そんなことはどうでもいい!くるぞ!お前も手伝え!」

「仕方がない、こいつも試してみたかったしね」

ワイバーンが一頭また一頭口を上げて降りてくる、俺は魔石剣をノイマンはオールウォンドを構える


「我流一刀流遠撃ノ型、かまいたち!」

「我ノイマンが命ずる、風よ、生命の源をもって火を偉大なる神火に進化させよ神炎」

俺は闇の刃を二倍にのばして、巨大なかまいたちを、ノイマンは魔石で火をおこしそれを神炎に昇華させる


各2頭づつのワイバーンを落とす


「ちっ!ノイマンは足場!!」

「偉そうに、仕留め損なうなよ」

ノイマンが風と土の魔術を使い足場をどんどんつくっていく


「我流解放の型一ノ鬼、羅刹」

一段階解放してノイマンのつくった足場をつかい、1頭1頭確実に仕留めていく


「おらおらおら!!」

キリがねぇ…


めんどくさくなった俺はワイバーンが固まっている空間まで跳び刃を伸ばす


「いっきにしにやがれ!!」

回転切りで回りにいた5、6頭のワイバーンの頭を落とす


刃を元の大きさまで戻すと、ノイマンがつくってくれた足場へ着地する


「大分減ったが、まだまだいやがるな」

うじゃうじゃと空に舞うワイバーン

しかしさっきまでと様子が違う


くるくると回るワイバーンは上空から襲ってくる様子はない

その時ドンッとさっき感じたプレッシャーを感じた


おれは急いで飛び降りノイマンに指示を出した 

「ノイマン!シェルターをつくれ!」

「シェルターだと?まぁいいか」

しぶしぶといった感じで土のドームを形成しだすノイマン

最後にうまっていない穴に飛び込む


グローブから闇をだし落下衝撃をけす


「しめろ!」

「偉そうに一体なんだと言うんだ」

「上をみてみろ」

上を見上げると上空から巨大な火球がおちてくるのがみえた

「早く理由をいいたまえ!」

急いでシェルターを閉じるノイマン

ギリギリ間に合いシェルターは大きく揺れる


「よこからぬけるぞ」

おれはノイマンの首根っこをつかみ、シェルターの壁を壊して抜け出す

そのすぐ後シェルターは天井から崩れおち業火に焼かれた


上を見上げると普通のワイバーンの何倍もの大きさのワイバーンが飛んでいた


「鑑定」

おれはでかいワイバーンに鑑定をかけた


ワイバーンロード

ワイバーンの突然変異種の一種

その強さはドラゴンにも匹敵する


「おいノイマンワイバーンロードだってよ」

「おもしろいではないか、土産にはちょうどいい、落としてきたまえ」

「簡単に言うなよ、足場頼むぜ」

「あぁまかせておけ」


ノイマンが左右点々と足場を浮かせる

おれはそれに飛び移りながら回避と接近を同時に行う


ワイバーンロードは右へ左へ火球をはくが面倒くさくなったのだろう

特大サイズを撃つため力をためている


「撃たせるかよ」

魔力を足に集中させ、一気に距離を詰めた

「我流走斬の型、一ノ奥義、稲妻」

ワイバーンロードとすれ違う時に片翼を切る

しかしながらそれだけでは落ちない


「流石ロードといったところかじゃあこれはどうだ」

魔石剣をしまい、魔力を腕に集めるワイバーンロードの上に着地した瞬間拳をワイバーンロードに叩き込む


「竜滅拳!!」

肉にめり込み背骨を破壊する感触が手に伝わる


「ぎゃおぁ!!」

さすがのワイバーンロードもこらえきれず落下、俺は闇を使って着地そう思って下を向くとノイマンが何か魔法陣を展開してやがる


「よけたまえ!!」

「ちょっとまて!!空踏み!!」

おれがワイバーンロードから離れた瞬間雷撃が空を駆けた

雷撃を受けたワイバーンロードは黒焦げになる


「あぶねぇだろ!!」

着地した俺はすぐさま胸倉を掴む


「いいではないかよけれたのだから」

「そういう問題かよ!」

「細かい男だ」


こいつ殴り飛ばしてやろうか…とおもったがグッとこらえた

まだまだワイバーンはうようよいやがるが、統率を失った群集を狩るのはたやすいことだ


「ちっ夕飯抜きだからな」

魔石剣をかまえ魔力を全身に回し強化する


我流一刀流遠撃ノ型、二ノ奥義、斬嵐」

これはずっとおもい描いていたが、体の限界値がゆるさなかった技

かまいたちの超連続発射、これは身体強化があって初めてなせる技だ


無数に飛ぶ真空の刃は次から次ぎにワイバーンの首を落とす


血の雨と共にワイバーンの首が一つまた一つと落ちてくる

返り血で汚れていた俺の体は更に赤く染まった


「生臭さ」

自分の身体から漂う血の匂いに顔を歪めながら逃げ惑うワイバーンを見届けた


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