表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Hobby Mistrick  作者: Tenia
26/28

仮初の友情、交差する思考

「それでは移動するぞ、櫻良。

移動手段は私の趣味(ウェポン)を使う」

「お、冬華さんの趣味(ウェポン)見るの初めてかも。」

「まあ…どれも使用用途が限定的で使いにくいものばかりだからな…

蒴果玩具(カプセルトイ)漆型(しちがた)

「…ん、なにこれ?」

「これは…説明しても理解されないと思うから割愛することにするつもりだ。

ひとまず、ここに足をかけて、乗り込んでくれ。」

「やっぱり…すごい…」

これは犬車というものがモチーフになっている車輪付き移動手段なのだとか。

勝手に設定した目的地まで運んでくれるらしい。めっちゃすごい。

「これで後は時が来るまで待つだけだ。道中警戒するような場所も特にないし、さして問題はないだろう。

_それで、私は櫻良に聞いておきたいことがある。」

「ん?どうかした?」

「櫻良は_アリエボを埋め込むつもりはあるか?」

「私の気持ちうんぬんは置いといて、それ、貴重なものなんでしょ?」

「お察しの通り。ただ、ここに持ってきた3機に関しては、櫻良と私と星名の分だ。」

「そう…なんだ_」

確かに、それを考えたことは何度もあった。特ににーにに呪印(メレディクション)が現れてから。だから、私がしっかりしないとって思う。今はきっと、あった方がいいんだと思う。

けど、にーにが回復した後はどうだろう?必要かな?

「お兄ちゃんが回復した後、私にアリエボは必要になる?」

「私としてはあると答えておこう。確かに一蓮托生(パートナー登録)はあるが、これはお互いアリエボ端末ありの場合だとさらに強力になる。それに、アリエボ端末がないと使えない機能もある。才斗には説明していないものがいくつかな。あれ以上混乱させてはいけないと判断したことと、改良中の機能であることもあってな。

それで、どうする?」

確かに今のにーにを管理するにはアリエボ端末を用いた方が圧倒的にしやすいと思う。

ただ、冬華さんがまだ隠していることがたくさんあるということが懸念点のひとつだってことは忘れちゃいけない。

でも、それが+に働くのか、-に働くのか。それすらわからない。

それでも。全部視野に入れたとしても。

冬華さんを信じる他ないということもある。

冬華さん視点で言えば、おそらくにーに、私、星名の3人が冬華さんの目的の達成に必要だってことは知ってる。だったら、悪い方向に働くこともない、と思う。たぶん。

全てを総合したとしても、私には一通りの解答しかできない。そのように仕組まれたのかもね。もしそれが全部意図的なんだったら、やっぱり抜かりない超人だよ。冬華さんは_

「冬華さん_お願いします。」

「…承知した。」

犬車について

馬車や竜車のようなものです。

そもそも車両系統のものはなく、それを初めて見た櫻良は混乱していたのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ