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休日

対馬での戦闘が終わり、そして部隊再編・配置転換などゴタゴタが続いたが休暇が出たしかし優希は貧乏くじを引き防衛省に書類を届けに行った後の休暇となった・・・

「くっそ・・・背広の連中」


俺は毒付きながら制服と制帽をかぶり防衛省の門の外に出る。前の日本なら自衛官が、軍人が制服と制帽をかぶり外を出れば余り良い印象を与えなかったが今日本は違う。民心党や社泯党や共産党があの対馬紛争後いくら政府を、自衛隊を批判しても国民は逆にその三党を批判した


「誰のおかげで枕を高くして寝られていると思ってるんだ?売国議員の連中は?」


「自衛隊の人達のおかげで対馬を韓国人から取り戻せて島民の人達を救ったヒーローなのにあいつら何様のつもりなんだ?文句が言いたいなら自衛隊並に働いてから言ったらどうよ?」


などと国民のから叩かれる事となった。逆に現政府の支持率は異例中の異例90%と言う驚異的な数値を叩き出した。伊部内閣は韓国軍による侵攻のないに迷わずに「防衛出動」をすぐさま自衛隊に発令。国民を国家を守る義務を彼は果たしたわけだ。無論伊部総理は俺達現場の自衛官からもすこぶる人気がある。


「こりゃぁ、次の総選挙も自明党の圧勝だろうな・・・・」


防衛省を振り返り俺は感じていた。そんな中基地に戻る前に昼食を取ろうとしていた中


「離して下さいッ」


女性の声が聞こえ


「いいじゃんかよ、俺達とあそぼうぜぇ」


チンピラとも見えるしチャラ男とも見える男が女性に絡んでいる。よくとく見ると高校時代の同期生で顔なじみだった。見捨てるのもなんだしポケットからグラサンを取り出し付けそいつらに近づき


「おい、白昼堂々何やってるんだ、嫌がってるだろ」


俺はそいつらの背後から言うと


「あん?なんだうっせぇおや・・・・・・じ・・・」


やはり制服の効果は抜群なのだろう特に制服に付けてあるレンジャー徽章や空挺徽章・自由降下徽章などは、チャラ男共は固まり


「し・・失礼しました・・・・」


すごすごと去っていった。俺もそいつらに合わせて立ち去ろうとしたが


「助けてくれてありがと、それとそれ変装になってないよ一ノ瀬君」


観念し振り返るとやはり俺の知っている子だった。彼女は神月祥子。中学時代からの同級生だ。


「久しぶりだね・・・・・」


俺の服装を見回し


「・・・すごいね・・・幹部自衛官になったって聞いていたけど」


彼女は言い


「まぁ・・・ね」


言葉を濁す。そして


「暇でしょ?一緒に昼食どう?」


祥子は誘ってきたが


「あいにくとこのご時世に「暇な防人」は居ないよ」


そう言うと


「そう言わないでよ・・・もぅ・・・」


少しむくれたような顔になり、俺もからかいすぎたと思い


「悪い、悪いでどこで食うんだ?」


彼女の行きつけの喫茶店に移動し互いに俺はステーキセットを注文し、翔子はサンドイッチセットを頼んだ。料理が来るまでの間


「一ノ瀬君、まずはお疲れ様、大変だったね防衛出動は」


翔子は言い


「ああ、でも俺の仕事は国土と国民を守るのが任務だからな」


制帽を脇に置き答えた。俺が特殊作戦群の隊員であることは祥子も知らない為、第一空挺団所属と思っている。


注文していた料理が届きその後も話は弾み


「おっと、早く基地に書類置いて来て休暇だ休暇」


俺は言うと


「へぇ、一ノ瀬君も休暇なんだ私もなんだ」


祥子は言い、冗談半分で


「明日荷物持ちでもしてやろうかwww」


ジョークのつもりで言ったのだが


「本当ッ!!」


翔子は真面目な顔つきになり


「{あ・・・あれ・・・俺ミスった系か・・・・}」


内心思ったがすで遅し・・一度言った事は反故にしたくないため


「ああ、本当だ。伊達に自衛隊勤めじゃないからな」


俺は言うと


「約束だからね」


祥子は言い


「ハイ、これ私のスマホの番号」


紙切れが渡され俺も慌ててプライベート用のスマホの番号を教える。


「明日何時迎えに行くと良い?」


俺が聞くと


「夜にメール入れるから」


やたらとゴキゲンな状態で翔子は会計を済ませ店を出て行く。俺も自分の会計を済ませ基地に戻る。


その日の夜


神月side


「まさか今日一ノ瀬君に再会できるなんて・・・・あそこの近辺の駐屯地だと・・・・習志野駐屯地か・・でも明日楽しみだな・・・・何着ていこうかな・・・・」


翔子はクローゼットを開けたのだった。その時


「♪~~♪~~~~♪」


スマホが着信を告げるサウンドを鳴らし見ると


「明日何時?」


と簡潔に記されていた。翔子は少し考え


「10時頃お願い」


送信すると


「了解」


最後に優希からはそう返事が来たのだった。


神月side アウト


優希side


「10時か・・・」


メールを確認し


「さて愛車のティアナに明日はガソリン突っ込んでいかないとな満タンにしとかないとな・・・」


俺は思いつつ眠りにつくのだった。


優希sideアウト

次回~賑やかな休日~を予定しています。

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