穏やかな休日
ひょんなことから荷物もちをする羽目になった優希。穏やかな時間が流れるが世界は動き始めていた・・
「・・・・・・・・・・・・・・遅い・・・・」
祥子との約束の場所に車を止めて待っているが、時間を既に15分オーバーしてるが来る気配がない。こんな時にやはり待っているのは辛いものだ・・・
「全く・・・」
車の中で待っていると、昨日の疲れがまだ残っていたのかそのまま夢の中へ・・・・
「コンコン・・・コンコン」
何か音がする・・・意識が覚醒していく
「・・・・ん・・・・んぁ?」
目の前に祥子がいる。ドアの鍵を開けると
「ゴメンッ、寝坊して服着替えてたら遅れちゃって?!」
焦っているが
「いいって、こっちは少し眠れたからちょうど良い。」
俺は言い、車のエンジンをかける
「で、何処に行きます?お嬢様?」
そう言うと
「う~~ん・・・アウトレットに行こう」
祥子は言い、内心
「{買い物の定番だな}」
思っていた。そして向かう車内の中
「一ノ瀬君は先の紛争で何か感じた?」
祥子は言い
「話の意味がわからない」
ハンドルを握ったまま言い返すと
「ごめん。えっと・・・・・・その、罪悪感とか感じなかったのっかなって・・・」
祥子は言い
「現場の隊員にそれを感じている余裕はない、戦場はただ「殺すか」・「殺されるか」その二択だけだ。それに俺はこんな事言ったら変だが「殺しは仕事」と割り切っている。相手に対する感情は特にない」
そう祥子に応えた。綺麗事では何も解決できない、かと言って備えを怠ればもしもの時に何もできない。
「・・・・・・・・・・・・」
祥子は黙って聞いている。慌てて
「悪い、悪い、シケた話しちまって」
謝り、目的のアウトレットに到着する。その後はふたりであれこれと見て回り気に入いった物を買ったりなど過ごしていたが
「♪~~♪~~♪」
周りの人達のスマートフォンからも同じ音がなり俺や祥子のスマホからもなる画面を見ると
「はぁ~~・・・」
本日二度目のため息が出た。内容は簡単だ、北の金正運がまたミサイル発射を指示し発射された為警告がなされたわけだ。隣で
「もう、せっかくの休暇なのに台無し!!」
祥子が憤慨しているが俺も同じ気持ちだった、ただ違うとすれば
「{次の特殊任務は北朝鮮のミサイル関連施設に対する破壊工作かな・・・・・}」
次の任務が頭に浮かび結局は休暇を満喫するところではなかった。その後祥子を家まで送り
「今日はありがとう、また時間があるときどっか行こう?」
祥子は言い
「ああ、時間があればな」
俺はそう言い車を走らせた。そんな中、電話のcallがかかりハンズフリーで出る
「ハイ、群司令一ノ瀬です。北絡みの仕事ですか?」
言うと
「まぁ、そうなるな新生特殊作戦群の初陣となるには十分な任務だ。詳しことは基地で話す。」
群司令は言い
「了解しました。」
そう言って切った。
「俺の休暇返しやがれ、北朝鮮のアホ共め」
毒付きながら駐屯地えと向けてハンドルを切ったのだった。
次回~新生特殊作戦群半島を行く~を予定しています。




