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第6話 家に到着

長い間馬車を走らせたら、馬車が止まったので着いたらしい。

「着いたわよ」

どんなでかいお城があるのかと思ったら、結構小さい感じの、城の近くにあるお屋敷だった。

確かに他の建物よりは全然大きいが、予想よりは小さかった。

「城に住んでるわけじゃないのか?」

「王族の子供には一つの屋敷が与えられるのよ。 そもそもあんな陰湿なやつしかいない城になんて住みたくないわ」

あんまり両親や家族のことが好きじゃないのかな?

小さいと言ったが、庭やガーデニングスペースもあって華やかだった。

扉の前には侍女や執事らしき人がお出迎えしていた。

「おかえりなさいませメイダ様」

ほんとのお嬢様みたいだ。 

屋敷の中は金色に光っている……というわけでもないが、高そうな絵画や壺がたくさん置いてあり、シャンデリラもあって豪華だった。


「疲れたことだしレイはお風呂に入ってなさい。 ガロが風呂場まで案内するから。 私は後で行くわね」

キタァァァ! 念願の風呂に入れる! この世界に来てからあったかい風呂に浸かれてなかったからかなり嬉しい。

「ここが脱衣所になります。 あの扉を開けたら風呂場になっております。ゆっくりと体を癒してください。では私はこれで」

「案内あざす」

早速さっき買ってもらった服を脱ぎ、脱衣所の籠に入れてからいざ出発!

「でっけぇ!」

風呂場は銭湯ぐらいの大きさで、1人で入るには大きすぎるぐらいだった。

鼻歌まじりにしっぽを揺らしながら歩き、まずは体を洗いに行った。

シャワーらしきものはあるが、壁とは繋がっていない。これどうなってんだ? 異世界だしそういう道具もあるんかな?


そんなことを考えているうちに、扉の方がガヤガヤとうるさくなって来た。

「流石におやめください!」

「私に逆らうんじゃないわよ。 お前たちはどっか行ってなさい」

何だ何だと扉を見ていたら、バァン! という音と共に扉が開き、メイダが入って来た。 






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