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第3話 旅立ち

オリテール国の王都にあるらしいメイダの家に行くことになった俺は、メイダを少し待たせて村のみんなに別れの挨拶に回った。 

「父さん、母さん、弟や妹たちよ、俺がいなくなって絶対寂しいと思うが安心してくれ。一年に一回は帰って来てやるからな」

こんなに俺はみんなを思ってるのにみんなは

「いってらー」

ぐらいしか言ってこなかった。愛は何処へ。

村の友達からもお前だけずるいー的なことしか言われなかった。照れ隠しかな?

「お前はそんなに人望がないらしいわね」

はやく行こ。少しテンションが下がってるとメイダが聞いてきた。

「そういえばお前としか言ってなかったけど、お前の名前はなんだ?」

「レイです。ちなみにその執事の人の名前は何ですか?」

「ガロナードと申します。ガロとでもお呼びください」

ガロか……かっこいい名前だな

「喋ってないではやく行きましょ! 王都で色々レイに買いたいものがあるんだから」

こうして俺らは王都に出発することになった。メリダがごねたが、俺に乗ってじゃなく馬車に乗って行くことになった。


――王都に向かう馬車の中で――

俺はあんまりこの世界の国や魔法などについて知らないので教えてもらうことにした。

「なあメリダ、この世界の国ってどれくらいあるんだ? 魔法についてもよく知らないから教えてくれないか?」

「………………」

えっ?無視

あ。

「ご主人様教えてくださーい(諦)」

「めんどくさいわねー。ガロ!説明しなさい」

めんどくさがんないでくれ。

「では私が説明します。私達のオリテール国は他の国よりも人口が多いことで有名です。それ故に多くの教育施設やギルドの本部もオリテールにあります」

ギルド?興味深い単語が出てきたな。

「魔法についても聞きたいのでしたよね? 魔法は属性魔法と強化魔法の2つがあります。属性魔法は7種類で、火、水、土、風、雷、光、闇があります。相性もあります」

へー、そんなにあるんだ。俺は全部使えないけど。

「そして強化魔法は身体や武器を強化したりとそのままの意味のものですね。獣人は主にこれを使って戦っています」

俺が使えるのはこれなのか。使う必要がなかったから使ってないけど練習しようかな?

「ふっ、ご教授感謝する」

「態度がでかいペットね。躾が必要みたいだわ」

「すいません」

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