第八話 戦闘開始
更新再開しました。お待たせして申し訳ありませんでした。
ギルドを出て、城門を通り過ぎ、草原へ颯爽と出た。
フフッ……銀の盾と剣を所有する我にとって、スライムを倒すことなど赤子の手をひねるようなもの……
ちょうどいい具合にスライムが一匹現れる。すまんな、この剣の餌食になってもらうぜ。
「リョウイチさん、頑張れ!」
アリエルが応援してくれている。スライムが襲い掛かってくるが、俺は即座に剣を振り下ろした。スライムが弾け、ピコッという音がまたした。
ドドンと突然、音がする。ステータスが勝手に出現してきた。
Lv2になった!
HPが12になった!
攻撃力が2になった!
防御力が2になった!
魔法防御力が2になった!
素早さが2になった!
どうやらレベルアップしたようだ。だが……大して変わってはいないんじゃないだろうか?
「リョウイチさん、さすがですね!」
アリエルが褒めてくれた。褒められるってのも何年ぶりだろうな……
そんなことを考えていると突如としてスライムが襲ってきた。考え事をしていたので咄嗟に反応できない俺。
「ボルム!」
アリエルが魔法を唱える。炎がスライムに向かい、そしてスライムは消え去った。
「凄いなあ……」
思わず俺は声を上げた。
「そんな、リョウイチさんのほうが凄いですよ!なんせ、勇者なんですからね!」
アリエルがどこか誇らしげに言う。自分のことじゃないのにな。まあ……銀の剣と盾のおかげなんだけど。
その後は、ひたすらスライムを狩り続けた。楽勝、楽勝!簡単に十匹を狩ったが、結構、時間を食ってしまったらしく、時刻は夕暮れになってしまっている。レベルも3に途中でなったようだしもう充分だろう。
「じゃあ、ギルドに戻ろうか?」
「はい!」
アリエルに声を掛け、俺達は城に戻り始めた。だが、俺は途中で気が付いた、腹が減っている。昼飯も食ってないから当然ていっちゃあ当然なんだが……
そんなことを考えているといつの間にか城内に入ってきた。すると、どこからかいい匂いがする。あちこち視線を巡らすと、屋台があった。売っているものは……焼き鳥?一串2ゴールドか……よし、買おう!
「アリエル……俺、腹減っちゃったから、あの焼き鳥ちょっと食べてくる」
アリエルに声を掛けて、焼き鳥屋に駆け寄り、注文する。2ゴールド払うとすぐに出てきた。ううむ、やっぱり焼き鳥は旨いや!
食べ終わると、ギルドに向かってまた歩き始める。しばらくするとあの立派なギルドの建物が見えてきた。
建物の中に入り、受付に報告する。
「じゃあ、報酬10ゴールドをどうぞ」
お金を受け取る。ふう、まあ宿代にはなったな。
「リョウイチさん!宿に行きましょう!」
「あ、ああ」
俺達は、宿屋街へと歩みを進める。昨日泊まった宿でまあいいか……
しばらく歩いて宿屋街に着く。
「昨日はあそこに泊まったんだけどあそこでいい?」
「私はどこでもいいですよ」
宿屋に入り、受付のおやじのところへ向かう。
「いらっしゃい、お客さん!……おお」
少しニヤニヤしているおやじ。いったいなにを考えてるだか。
「部屋は……」
おやじが言いかける。なにを言おうとしてるのかはわかってる。そして、それはいくらなんでも早すぎるんだよ!
「おやじ、2部屋で」
アリエルの方をチラリと見る。少し表情が変わったような気がした。
「お、おお……じゃあ、10号室と11号室で。ほらよ、鍵」
俺達は鍵を受け取り、階段を上って部屋へ向かった。
「じゃあ、また!」
「は、はい!」
俺は部屋に入り、ベッドに倒れこんだ。もう夜。早く寝よう……




