第百六十七話 魔導駆動死守
西の城壁側では、魔神獣との死闘が繰り広げられていた。
「ち、手強い、なんて速さと熱量だ」
あたり一面が、魔神獣のブレスで火の海と化していた。
熱量が凄まじく、耐えるので精いっぱいだった。
ファイが苦渋に満ちた顔でいった。
「早い段階で、どうにかしねーとやばいぞ」
「くるぞ、よけろ、ブレスだ」
ヒョウがそういった矢先だった。
正面から発せられた炎のブレスをヒョウはどうにか躱した。
しかし、熱量が凄まじく、服が燃え出した。
「ち、耐熱マントで防ぎきれない」
ヒョウがマントの火を手で払ったときだった。
「やぁあぁ」
「エリュー」
エリューが空を飛び、攻撃に転じた。
「ファイヤーストーム! 連撃!」
なんとエリューは炎系レベル四にあたる魔法を次々と魔神獣に放った。
魔神獣が魔法の威力で、後ずさりする。
城壁の外へ落ちそうなくらいだ。
ヒョウはそれをみて、エリューがなすことの意味が分かった。
「炎の柱? 効いてるぞ、やつの進行をとめて、威力で押し返してる」
「guaaalloooo!」
その瞬間だった。
魔神獣が口からエリューに炎のブレスを吐き散らしてきた。
「エリューよけろぉ」
ファイは急いで身を乗り出した。
あまりに熾烈で強力なブレスだった。
普通のドラゴンの何倍もの熱量だった。
ブレスはまともにエリューにあたりこんだ。
「炎盾」
なんと、攻撃魔法を片手で展開しながら、エリューは、レベル二にあたる炎系防御魔法を発動させた。
うまく当たる寸前で、ブレスはファイヤーシールドの壁で割れて相殺した。
そして、機を見計らって、エリューはさらに飛翔して魔法を繰り出そうとしていた。
「まだまだです」
「やぁあぁ」
エリューの両手に莫大な魔法力が収束していく。
「これなら、ダブルフレアメテオ!」
「GUAALLOOOLOOLO!」
DWOOOOOOONNNN!
「すごい、フレアメテオを二発同時に」
オネイロスが声音を上げた。
フレアメテオがまともに魔神獣を飲んで、爆発展開していた。
凄まじい熱量だ。
☆☆
おはようございます。遅い時間帯でも早い時間帯でも読んでくださっている方ありがとうございます。
作者もなんとなくわかるのでうれしいです。
応援よろしくお願いします。
夕方またアップします。
雨の被害がすごいですが、読者様もその地域にいる方々の安全を祈っております。
エリュー底力がすごいですね。戦術的なものもセンスがあるように思えます。
またおあいしましょう。
どうなっていくのでしょう。
読者様の声援がかくもののバイタリティです。
よければ、感想などもかいていただけると嬉しいです。キャラのことでもなんでも。
感染症も日々増加してる気がします。読者様もきをつけてくださいね。
作者も外に出るときは必ずマスクをしております。




