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幻想怪物討伐組織  作者: 眼鏡 純
1話:『初陣』
43/176

E─9

 十刃は基地内を散策していると、ホープビルの屋上に何かある事に気が付いた。気になったためホープビルに入ると、エレベーターで屋上へ登った。そして到着した屋上には、何とも美しく幻想的な日本式の庭園が広がっていた。

(スゴいな…この屋上だけ別世界みたいだ…)

庭園の美しさに魅了される十刃は、人工的に作られた小川にかかる小さな橋を渡り、庭園の中央に建設されている『甘味処』と書かれた看板がある建物の前に到着した。

「あれま?誰かと思たら緋雀十刃はんやん。こないな所にようこそ御出で頂きました。」

甘味処の中から現れたのは、花魁の着物を身に纏った『玖朧天星』であった。

「このお店って玖朧さんが営業しているんですか?」

「いんや。知り合いがしてるんやけど、今ちょっと用事でいなくて、帰ってくるまで代わりに店番しとるんや。」

天星が少しはだけしまった着物をスッと直す。その動作は妖艶で、老若男女関係なしに魅了されそうである。

「そ、そうなんですか。」

天星の大人の色気に頬を赤らめる十刃は、視線を逸らして返事をする。その反応が面白かった天星はクスッと笑い、少し意地悪な事を思い付いた。

「……あんたはん、よう見たらええ体しとるなぁ。ちょっと触らしてくれへんか?」

天星が色気たっぷりの笑みを浮かべながらスッと近付いてきた。

「え…!?ええっ!?」


【玖朧天星:『好感度1UP』】



〔触れさせる→E─9─1へ〕


〔触れさせない→E─9─2へ〕

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