#9 音色
更新遅くなってすみません。
文化祭真っ只中でそれどころじゃございませんでした。
面目ないです。
「きゃはははははっ!!!美香ちん何言ってんの?」
「!?!?」
「はっ?何?どーしたw何とぼけてんだよ。オラッ。」
「痛ッたっ!!」
「あはははっ!!痛いですか! 何ぶりっ子してんだよ。うざ。」
「結菜っち行こっ」
「ねー。もう爆笑だわ。お前最高。キモくてw」
「…へっ何…??」
「浮かれてんじゃねーよ…。」
「…。」
私の脳内はもう限界だった。
訳分かんない割になんかイジメられるし何なの?
「ねぇ…!皆どうしたの?なんかおかしいでしょ?」
「は?うちらに口聞くんじゃねーよ。」
「は?はこっちの台詞なんだけど…。」
勇気が中々出ない。
「ブスが調子乗ってんじゃねーわ。」
「ヒッ!!!」
痛い。痛い。痛い。
「ゃ…めて…。」
お願いだからやめて!
ぁれ、声が出ないよ。
声がッ!
ねぇ!誰がここから出して!
助けて!!
バッ!!!!!!!!!
「…はぁ…。」
ゆ…夢…
私…泣いてる?
たまに夢で泣いてたことがあった。
またか…
でも夢でよかった。
「おはよ〜美香ちん」
「!」
びっくりした。
「…っおはよう。」
夢だからね。所詮。
「そういえば、昨日の雨のコトなんだけど…大丈「大丈夫大丈夫!気にしないで!」」
この話は出来る限り忘れたい。
「そっそっか。なら良かった。」
「風佳ったら心配しすぎだよ〜。」
「えへへ…。」
「…」
こういう沈黙ってなんか気まずい。
「…ッじゃあ後でねっ」
私は焦って言った。
しらけるのあまり好きじゃないし。
…なんか無理矢理感あったかな…
とりあえず今日がどうかうまく接しられますように…!
ー…
英語
数学
体育
技術
国語…
一通り過ごしてきた。
あとは音楽だけ!
…ハッ!
今日歌のテストじゃん…。
先週歌った校歌の…。
「校歌、めんどくさいね…。」
え?誰、だっけ…?
「…っと、う、うん!」
「…ねー。」
たしか背の順で並んで、私の後ろだったコかな。
名前覚えられてないなんて私…!
なんかふつーに話せてる…
良かった。
「この広ぃ学校ぅ〜その名も〜花の学校ぅ〜ぅ〜……?」
やばい。
次の歌詞なんだっけ。
「…笑うたびに 」
!!
彼が教えてくれた。
「…ぁッぁりがと。」
私はヒソヒソ声で話す。
照れる。
教えてくれたなんて。…なんて浮かれてる場合じゃないや。
今は集中。
「っ…笑うたびに華咲かせればぁ歌も映える〜そうぅ〜この学校ぅそうぅこの学校…あ〜♪」
…パチパチパチ…
別に歌うのは嫌いじゃない。
本当に助けてもらった。
本当に良かった。
ありがたく思う。
本当に、ありがとう。
言葉で言いたくても言えない気持ち。
私はいつまで閉じ込めていないと駄目なんだろう?
風佳…がいるから…。
ダメだよ。自分らしくしなきゃ。
ネガテイブになるともう私じゃ無くなる気がする。
だから、私なりの性格を保つ。
これって結構大変なんだから。




