表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の初恋。  作者: 葵 扶桑花
PR
7/10

#7 涙

「…えっ?どう言うこと…?」

「えっ…えっとー…。拓真君と風佳ちゃんが…付きあって…る?ってこと…。」

「……。」

重い沈黙。

黒くて密度の高い空気。

私の瞳から落ちるのは一粒の涙。

なんで、人前で泣くんだろう。

これじゃ泣き虫のぶりっ子って思われるじゃん…

もう…っ何やってんの…。

こんな自分が嫌だ。

「えっ!?大丈夫ですか?」

「…あ…。大丈夫です。情けないです。」

向こうが敬語だとこちらも敬語になってしまう。

「美香ちゃん。2人で話そ。祐也ッ」

「はいはいっ…わかりましたよっと。」

祐也くんは向こうに行ってくれたみたい。

私がこんな状況だからあんなことしてくれたんだと思うんだけど、相変わらず2人のチームワークというか…。

アイコンタクトってすごい…って思った。

「美香ちゃん。祐也が口滑って言っちゃってごめんね。」

「ううん。私こそ勝手に泣いてごめんね。」

「全然いいんだよ。別に泣くほど好きだったって事でしょ?」

「…ッ 」

「それに、たまたま3人だけだったし。ね?」

本当中学生にもなって何やってんの、自分。

「うん、ありがとう。」

「私もね、そういう事あったんだ〜。…もう泣いちゃいそうだったよ。」

結菜ちゃんが苦笑いしながら言う。

「結局、私の想いは届かず…なんだけどねッ」

「え…。」

「っ、まぁ私の話は置いといて、本当に大丈夫?」

「うん。心配ばかりかけてごめん。この事知らなかったらもっと大変なことになってたと思うし。」

「そっか。良かった。ゆっくり休んでね。それに祐也が言った事、本当かどうか分かんないし。」

「っ…(笑)」

ー…


部活は終わり、家に帰った。

さぁ明日どうしよう。

彼とは同じ席だし。風佳は私の後ろの席。

うまく接しられるといいけど…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ