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風のグラスゴー 風雲編  作者: 玲於奈
第一部 北の大地
64/77

6月の花嫁

なし

上陸した北海道。

ホテルの大きな窓。


真ん中に島がある

目玉焼きのような

湖を眺めながら

自分の頑張りを

振り返る


あの電信柱でやめよう。

そう思って・・・

次の電柱まで・・・

何度やめよう

そう思ったか

しかし

歩かず頑張った。


よくまあ

やったよ。

そう思う。


「それが心肺機能に

 よかった」

後に深谷は回顧する。


そして

マラソンが始まる・・・


それにしても3日前の事。

「結婚式に行く」

「おまえも来い」


なんちゅう

破天荒な

金持ちって

ほんとに勝手だねえ

そう思った。


聞けば、29歳の

いとこが北海道で

式を挙げるとのこと。

ジューンブライドは、

逃したが

7月の北海道は

ハイシーズン。


まあ、とどのつまり

結婚式に便乗した。

合宿。

しっかしまあ

なんちゅう

いいかげんかつ計画的犯行。


いとこと

ぜんぜん面識ないのにね。

深谷ジュニア。

一刀両断。

「それは関係ないとのこと」


招待した人数が

たくさんいすぎて

わかんないとのこと。

なんちゅう結婚式や。


ホテルもほぼ貸し切りらしい。


いつもの10kmの後、

暮れゆく夕暮れをみながら

俺のこと待ってたのか。

伝えられて

まあ

なんちゅうか

なんて言っていいか

わからん

そんな心境


なし

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