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風のグラスゴー 風雲編  作者: 玲於奈
第一部 北の大地
54/77

接待の練習

なし

私の苦悶の表情を見るや


「調べておく」

そういいのこし

彼は

正門駐車場に

止めてある

マイ自転車に向かう。


おいおい

トライアスロンも

視野に入れているのか?


頭がさがる


華麗な後ろ姿を

見つめながら

「自分には絶対無理」

そう思った。


しかしながら

本当に珍しく

たぶんマークシート

間違いか


深谷とは別な

講義をとってしまったので

泣く泣く

午後1の講義に出る。


「必修足りないか、まずい!!」と

思ったが必修はたりている

とのことで

それだけが

本当に助かった。


真面目に授業をおくると

心に決めたので

講義の取り消しを

せずに

「英国文学」の

授業に向かう。


そして日はながれ

奴から

連絡があったのは

その1週間後であった。


またもや

例の場所を指定。


すたすたすた。

足音が聞こえる。

これだけで怪しいのに。

私にとっては神様、女神様の

来迎状態。

宗教マニアか。


にくいほどに

息もきらせず

奴はやってきた


今日もはやりの

スポーツウエアに

身をつつんでいる


金のあるやつと

ないやつの差か

ため息がでる。


小憎らしい

だが

まぶしすぎる


金で思い出したが

そうそう最近、

斎藤神主。

住居、食費はかからないが

金のなさそうな私をみて


斎藤神主。

「学生は酒も飲めなくては

いけん。」

と言って

夜の晩酌に

つきあうように

すすめる。


社会人になった時の

ためだそうだ。


お酒はもっぱら

斎藤神主が飲むが、

話す話の

おもしろいこと。


思わずメモをとりたい。

なんど思ったか。


もしやこれは、

接待の練習か。

話題が豊富でないと

いけないか。

思わず考える今日このごろだった。


なし

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