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風のグラスゴー 風雲編  作者: 玲於奈
第一部 北の大地
53/77

TOEFLスコア

なし

頭をかかえた

次の日

メールで

深谷の登場を依頼する

ゴルゴなんとか

かい


敵は

メイン学生食堂

前の玄関を指定

しかも

正面でない

緑豊かな

裏口


何かあるのか

狙撃をおそれてか


しかしながら

大学正門からしたら

こちらが正面か

いやあっちか

どっちだ

まあいいや


静かに音もなく

予定の時間。


遅刻せずに

5分前行動で待つ

遅刻は奴は一番嫌うもの


さて

こんな真面目な

遅刻しない自分を

誰が想像できたか

2ヶ月前とは

雲泥の差


すたすたすた

妙な音が聞こえる


狙撃者の

空砲かレーザースコープか


正門につづく道と

反対の森の方から

軽快な足音。


森の中から

何かが来る。

そしてついに

奴がやってきた


誰だ

誰だ

だれだあああ


アニソン界の

例のお方のように

ひとりつっこみ


深谷だった

予想はしていたが

相変わらずのランナーだった


聞けば

現在は北海道で7月に

行われる

どさんこマラソンに

照準をあわせているとのこと


コンクリートのたたきで

ストレッチしながら

私の質問に答えてくれる


このために

ここ指定か


それにしても

まあまあよく知ってること

マニアだね。


わかったのは

張り紙の

留学は

本当に正統派。


TOEFLスコアなど持っている

優等生。


とうふだか

とおいくにだが

しらないが

そんなものは

食ったことない

わたしは

まったく知りません・・・


こりゃあだめだ

という表情の深谷。


なんとかなるのだろうか

暗雲がたちまち

たちこめる。

なし

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