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風のグラスゴー 風雲編  作者: 玲於奈
第一部 北の大地
3/77

羽田空港 チケットカウンター

なし

羽田に向かう電車の中で

なんで、どうして?

?が回り出してとまらない。

死因は何だったんだろう。

あんな健康そうなおじさんが・・・

しかしながら

それは電話で聞くのは憚られ


おじ 吉岡 健 38歳

東京の国立大を卒業後、

大手玩具メーカー入社。

その後、飛躍的に伸びるデジタル部門に

配属。そして期待に応え、ヒットを飛ばす。

5年前に退職。

札幌市で友人とコンピューター会社を始める。

最近、やっと軌道にのり。

これからという時であった。


「純、大丈夫。

 通夜は明日。お葬式はあさって。

 私たちは、羽田から行かないで、

 F空港の最終便で行くからね。

 あんたも後で必ず来なさいね。」


母の声がふりそそぐ。

ついさっきのことのように、

リフレインされる。


神様は憎いことをする。

人がこれからという時に

試すように試練を用意する。

おじさん

無念だったんじゃないだろうか。


思わず泣きそうになり、

電車の床を見る。


空港に着くと

予想通りたくさんの人で

ごった返していた。


泳ぎながらチケットカウンターに

表示板も満席だらけだが

重ねて札幌行きを丁重にたずねる。

すばやくグランドホステス

目で笑って

口もとに笑みを浮かべる

なし

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