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風のグラスゴー 風雲編  作者: 玲於奈
第一部 北の大地
21/77

乾杯の挨拶

なし

お多福とは、

気取らない

叔父らしい。


5名しかいない

従業員も

残業時の行きつけの店。


かきいれ時の昼食時を

はずして

14時から夕方まで貸し切り

での氣さくな会。


若い従業員の

羨望の

ごちそうが並べられ、

乾杯の発声。

小氣味よく

グラスの音がぶつかる。


ゴールデンウイーク連日の

やっつけ仕事疲れも

交じってか。


叔父はスピーチをしながら

感極まったらしい。

「無名の我々がよく

 ここまでこれた・・」

社員全員の

力強い拍手、

しばらく

鳴りやまなかったそうだ。


ほっと安堵して

皆が料理に手を

つける中、


連日の徹夜もあってか

叔父は強くもない

ビール

何杯かで

頭が痛いと言って

横になった。


なし

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