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風のグラスゴー 風雲編  作者: 玲於奈
第一部 北の大地
12/77

先のみえない世界

なし

見渡せば

山裾

その下に

広がる田んぼ。


その彼方には

湖が

山々に囲まれ光っている。


男の子は

景色でなく

真っ赤な車を見つめ

「すごーーーい。

 おじさん、

 オープンカーも

 できるんだあ。」

幌を見つける。

「ああ、できるとも。」

「すごいなあ。」

感嘆。


はっとした

目が覚める。

夢。

背中が冷たい


窓から

青い空

濃い青。

宇宙。

空がどこまでも

続いている。

ここは

どこ?

どこにいるのか

わからない。


そうか、

雲上。


もしや天国。


・・・・

案外、

こういうところか。

行ったことのない世界。

先のみえない世界。


ここで、本年の掲載を終わります。

良いお年を。

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