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このパラレルワールドは女神を試そうとしている  作者: カルトカイマ
第一章 パラレルワールド
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第三話『対決』

「そうだっ。紗友に会いたい!! 一度会わせてくれ女神」


 女神(杖)は吐息混じりにこう言った。


「貴方は私が殺したので元の世界に戻ることは出来ません。っていうかさせません」


「この糞女神ッ!!」


 俺は目の前にいる女神(杖)に殴りかかろうとした。すると女神(杖)は一瞬で元の姿に戻り、俺に向けて手をかざした。


「いたっ」


「これは結界です。貴方が魔力を用いる私に勝てるわけ無いでしょう」


 女神は冷静な様子で俺にそう語りかけた。ドイツもコイツもふざけやがって……!!

 だが今の俺には――


「怪味天命水で能力が上がってるんだよな? だったら――」


 俺はもう一度女神の元へと走る。女神は顔色を一切変えずに同じように俺に向けて手をかざした。


「――ッ!!」


 俺は女神の後ろに立ち、手で握りこぶしを作り、背中に思いっきり――


「――喰らえっ!! 男女平等ッ!! 【パラライズアッパーッ!!】」


 正直顎に思いっきりやりたかったが、結界が邪魔をするだろう。だが、俺の秘技は背中でも十分効く。


「――正直、アイツらにも死ぬ前におみまいしたかったな……」


「や……やりますねぇ」


 こうして女神はそのまま倒れ込んでしまった。その姿は余りにも美しすぎた。

 可憐な姿に乱れた金色の髪。眠っている姿は、まるでどこかのお姫様だ。


「――俺の欲望がッ!!」


 そして俺の姿が急変する。

パララギアッパー?

違う、この技はパラライズアッパーだ。童話に出てきそうな演奏部隊が鳴らす音のように言うな。

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