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このパラレルワールドは女神を試そうとしている  作者: カルトカイマ
第一章 パラレルワールド
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第九話『リセット』

「この世界では、最初から徹くんに優しくしてストレスを削減させるスタイルで行こう」


 でも、また徹くんを殺さなければならないのか。目的があってもやはり私には荷が重すぎる。さっさと解決させよう。パラレルワールドの悪魔を。


 パラレルワールドの悪魔、それはこの世界に平行する777つの世界の何処かに存在する、邪悪な存在だ。唯一、倒せる方法としては人間が「怪味天命水」を飲んで、悪魔と戦わなければならない。

 その人間の中で選ばれし者が北岡徹なのだ。可哀想だけど仕方が無い。


「この世界に悪魔は存在しないようね」


 私は徹くんの家へと急いだ。重要な人間だから徹くんの家はとっくにリサーチ済みだ。


「あった……。そういえば、徹くん、紗友が何とか言ってたな」


 私は徹くんの家に堂々と不法侵入した。これで二回目だ。


「わっ、誰だお前?」


 不法侵入しようとしたら丁度、徹くんが家から出てきたところだった。

 私は徹くんに向かっていった。


「ごめんね……。でも、理解して」


 私は徹くんめがけて即死魔法を放つ。その時だった。


「お兄ちゃんっ!!」


 そう、驚愕する徹くんの目の前に、一人の少女が出てきて手を広げていた。このままでは――


「ばかっ」


 私は間に合わなかった。

 その女の子は、あっけなく死んだ。


「待って徹くんっ、事情がある――」


「テメェ、俺の大事な妹が殺されて待てるわけ無いだろッ!!」

 

 徹くんは私に近づいたと思うと、思いっきりお腹をパンチされた。

 苦しい、痛い。でも、徹くんが――


「さて、どうなるか分かるよな?」

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