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遥かなる彼方からの贈り物  作者: 名も無き人
第7章 サバイバルネットワーク
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(19) 巨大スクリーンが見せたもの

世界の要人が光だした星を見つめる中


誰もが、それがダイの言う

超新星爆発だと認識した瞬間に

本物の爆発が始まった。


突然会場全体が

大きな白い火の玉に包まれた様に明るくなった。


通常であれば

肉体的な損傷を受ける者が出るであろう

と思われる程強い光だった。

しかし、光はまるで

心の中で発光しているかの様に間接的で

暴力的なエネルギーとは無縁だった。

にも拘らずその迫力の凄まじさは圧倒的で

会場の全員が目を大きくして呆然と息を呑んだ。


光の爆発は終わる事なく、継続していた。

むしろ強くなり始めた観さえある。


突然スクリーンの情景が切り替わった。


次に写ったのは

デジャの都市の風景と思われるものだった。

夜間の情景の様で、空は暗かったが

その他の全てが明るく輝いていた。


SF画像に出てくる未来都市の風景だった。

しかし、映画や絵とは根本的に異なっている点があった。

それは、それが現実の風景である事だった。


会場の人間は全員それを理解し、納得した。

凄まじく迫力のある情景だった。


進化した文明社会の理想の姿だった。

実に堂々としていた。

会場の参加者は、超新星爆発と言う災害を一瞬忘れて

その風景の美しさに見とれ

深い感動に打たれた。


これは現実なのだ。

人類より進化したエイリアンが

築いた都市の情景なのだ。


その空が突然明るくなり始めた。

と次の瞬間に、先ほど会場を襲った白い光の爆発が始まった。


瞬間的に物凄い破壊が始まった。

残酷とか、無残とか言う言葉で表現するには

余りに凄まじい破壊だった。

一瞬で全体が燃え、溶け、蒸発して行く。


宇宙的な規模の災害の凄まじさは

想像を絶した。

高度に進化した生物の営みの証拠である巨大な建物であっても

単なる大きなゴミと大差なく焼き滅ぼされていく。


ベス・クリーヴランドは思わず

『ああ、神様!!』と叫んでいた。


これは現実なのだ。


その時ダイの声が聞こえた。


「みなさん、大変驚かせて申し訳ございません。


これは今から15万年前の出来事で


遠い過去に過ぎ去った出来事です。


でもこれはヴァーチャルの画像ではなく

実際、現実に起こった画像そのものなのです。」


映像は続いていた。


その迫力は

最近流行りのハリウッド映画に出てくる

ヴァーチャル画像などとは比較にならない

深遠な恐ろしさを感じさせる情景だった。


「しかし、皆様にご理解戴きたい事が一つあります。


それは、この神の怒りの様な光の爆発は


実はデジャの破滅を救った爆発でもあるのです。」


それからダイは自分が観てきた

デジャの物語を語り始めた。

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