隊士5人、術士1人の追加
マルセルたちギフト持ちの3人組が初戦デビューしてから、混成部隊のリーダー格だったマクシ、ケニー、リビオの3人組とガエル・ヘンリオンも隊士と認定されるほどの力をつけることができた。
この4人は、ギフトなしで1から身体術を学ばせたから、ある意味で育てやすかったということもあって、基準達成まで早かったな。
持久力と回復力、身体強化しつつ力を抜くやり方など、課題ごとに重視する能力を無駄なく向上させることができた。
使う武器は剣で統一させてある。
身体術をどれだけ使えるかに合わせてサイズを決めていけるし、汎用性が高く、周りにも合わせやすいからな。
ギフト持ちだと得意武器が限定されるから、その意味でもやりやすかったな。
斥候ギフト持ちのブライムと諜報ギフト持ちのリュクも、それぞれアルト隊の基準を満たさせることができた。
ブライムは隊士、リュクは術士としての資格を認定した。
ブライムは入隊当初から100m10秒ペースで4時間走り続ける最低基準は満たしていたから、持久力や回復力は十分だったが、斥候ギフトの方向性もあって、筋力などの強化レベルは低かった。
目の前の敵を全て倒せるという基準を満たすために、筋力も向上させたが、それ以上に敏捷力や走力を更に向上させ、俺のように一振りでまとめて倒すのではなく、速度で個別に近づいて倒す方向で鍛えた。
ブライムは俺の後方についても問題なく目の前の敵を処理できるレベルになり、また別行動で斥候としての動きも期待できる。
ブライム本人も自身の成長に満足していたな。
リュクは斥候ギフトより身体能力の強化について劣る諜報ギフト持ちだったから入隊当初は100m10秒ペースで4時間走り続ける最低基準を満たすことができていなかった。
持久力と回復力の底上げで最低基準を達成できるようになった後は、身体術の強化も進めたが、魔術の習得の方に力を入れさせることにした。
リュクは吟遊詩人として楽器の演奏力と歌唱力を鍛えていたが、音楽を構成する能力が魔術を構築する能力と少し相乗効果があったらしく、魔術の習得も早かった。
水を生成する魔術、怪我を治療する生命魔術、疲労を回復する生命魔術を順調に習得し、かなり難易度の高い塩を生成する魔術まで習得できたので、問題なく術士として認定することができた。
隊士に認定できるほどではないが、剣を使った近接戦もそれなりにできる。
リュクが歌を作るために参考にするために戦争に参加したいと言ってきても、問題なく許可できるくらいの実力は身に付けている。
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