↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大力(嘘)で身を立てる  作者: ろん
第三部 貴族立身

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

177/178

独立戦闘部隊への勧誘⑥ ブライム、リュク、貴族の子息2人

国際行商で活躍してもらっている、斥候ギフト保有者のブライム、諜報ギフト保有者のリュク、男爵家四男のロッド・ダルモン、子爵家次男のガエル・ヘンリオンにも独立戦闘部隊に所属してもらおうと考えて、それぞれに話した。



訓練生扱いのまま、所属を明確にする趣旨で、やってもらうことはあまり変わらない。


隊規は遵守してもらう必要があるから入念に説明したが、問題なさそうだ。



ブライムとリュクには身体術の訓練を施していたが、ロッド・ダルモンやガエル・ヘンリオンにも希望すれば訓練に参加できる旨を伝えると、2人とも熱心に希望してきた。


貴族家出身の者は、ギフトに憧れがあり、それに準ずる身体術や魔術の行使にも憧れを抱くものらしい。


やる気があるなら、仕込むのは問題ない。


・・・ガエル・ヘンリオンは、娼館通いで活用できそうという動機もありそうだが。




ブライムには斥候として従軍してもらう方向性は考えられるし、ブライム自身も昔国軍でその方向性を目指して上司の無能さで折れた過去があるから、もう一度やってみたいという意欲があるようだ。


戦場での現地情報の収集などで活用したいシーンはいろいろ考えられるから、真剣に検討してみたい。


まあ、ブライムを真剣に鍛えることにもなりそうだけども。



リュクの方はすっかり吟遊詩人としての役どころにハマってるから、軍の諜報にはあまり興味がないらしいが、戦場に参加してその臨場感を伝えるという方向では意欲があるらしい。


リュクも、隊士か術士の基準は満たせるぐらいには鍛えることになりそうだな。




現時点での独立戦闘部隊の隊員候補には一通り当たって、全員が入隊してくれそうだ。



少し、交渉術と言うか、有仁の世界の感覚で相手によって話の順番を変えるなどの小細工は使ったが。


年配の人間にはデメリットから話し、これまでの俺との付き合いという信頼関係で最後まで聞いてもらって後でメリットになることを話して結論を出してもらった。


若い者には、と言っても俺より歳上だが、先にメリットを示して、そのメリットに対する興奮が冷めやらない間にデメリットの話をしてメリットの大きさで結論を出してもらった。



まあ、後悔はさせないつもりだ。


訓練の厳しさで一時後悔することはあるかもしれないけどな。



初期段階としては十分な人数を確保できたと思う。



隊士・術士としてではなく、俺と同じポジションでの候補になる、オレグとイリナは、まだギフト保有者養成学校でいろいろ学んでいてほしいと考えている。


あの2人はモラトリアム期間、とまではいかないが、エルン村で子ども時代からずっと働き続けているし、王都での生活はもう少しゆっくりと慣れていって、いろんな事を体験してほしいな。



オレグとイリナが学校を卒業して独立戦闘部隊に参加するようになるまでに、部隊としての戦果を上げていって知名度を上げ、公募で有用な人間を集められるくらいにしておきたいと考えている。


そこまで持っていければ、次のステージがようやく視野に入ってくるな。


焦るつもりはないが、それなりのスピードで、着実に進めていくとしよう。


この作品を読んでいただきありがとうございます!


もしよろしければ、ブックマークと評価の方もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。