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大力(嘘)で身を立てる  作者: ろん
第三部 貴族立身

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独立戦闘部隊への勧誘① 副官ダミエン

独立戦闘部隊への勧誘、最初は・・・棍術ギフト保有者のダミエンだ。



まあ、予めある程度話はしてあるし、乗り気にはなってくれていると思う。


正式に決まった隊規、組織などについて説明した。


特に隊規については誤解のないように、隊規を破った場合の罰則も含めて丁寧に説明した。


罰則について伝えた時はダミエンの顔が少し真剣味を増したが、そこまで取り決めておくことの意味を理解したのか、深く頷いていた。



隊士と術士についてと、それらに認定されない場合には訓練生として届け出ることの説明には驚いていたようだ。


そこまでのレベルに到達しない限り戦場に出さない。


その理由、独立戦闘部隊の基本戦術についても再度説明した。


ダミエンには国際行商や国内物流などを任せていて、別行動が多かったし、一度も戦場で共に戦っていないから、イメージしにくかったかもしれないが、どれ程の強さが必要かは理解してもらえたと思う。



ダミエンなら最初から隊士の資格に認定できると思う。


ただ、例外的にしばらくはダミエンも訓練生として登録するつもりだ。


隊士の数が増えて、戦場で意味を為すくらいの戦力にならないと、率いる理由がないからな。


隊士が揃えばまとめて通常の兵士としての登録に切り替える予定だ。


その点についても基本戦術と照らし合わせて妥当だとダミエンに理解してもらえたと思う。



ダミエンに副官になってもらう案については、かなり嫌な顔をされた。


まあ、以前国軍に所属していた時の事務作業丸投げの記憶が蘇ったのかもしれない。


そんなことはしないし、俺が先頭を、それも少し部隊とは離れて行動することから、集団のリーダーとして動いてほしいことを説明した。


副官を強さだけで決めるつもりはないことについても伝えた。



正直なところ、強さで判断するならダミエン以上の者は何人も出てくるだろう。


オレグやイリナが参加してきたら間違いなくそうなるしな。



戦場での経験が豊富で、状況から判断する能力があり、信頼できる人間、という俺の考えている要件に該当するのは、今のところダミエンだけなんだよな。



部隊を任せきりにするようなことはしないし、問題を全部一人で解決させるようなこともしない。


ネガティブな要素の否定と、ポジティブな要素の肯定で、何とかダミエンを説得できた。



ダミエンがいるだけでいろんなことがスムーズに回ることは、国際行商や国内物流を任せた時によく理解できている。


もちろん伝えた通り、独立戦闘部隊まで任せきりにするつもりはないが、いろいろ任せたり相談したりできる副官を確保できたのは喜ばしいな。


この作品を読んでいただきありがとうございます!


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