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大力(嘘)で身を立てる  作者: ろん
第二部 王都進出

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第一部・第二部 用語説明

>第一部(再掲)


・魔素

空気中に存在する。

世界のどこにでも存在するが、濃淡はある。

魔法・魔術・身体術に使われる。



・瘴素

空気中に存在する。

生物を汚染し、狂わせる。

人間のみが瘴素の影響を受けないという特徴を持つ。



・ギフト

10歳までの子どもが、突如覚醒する。

後天的で、遺伝しない。

人間に共通する『人間の原型』にくっついた外付けのパーツ。

魔素の扱いや技術のノウハウが外付けで手に入る。


『魔法士系』『軍事系』『生産系』の3つの種類に分類されている。


魔法士系:土魔法、水魔法などの〇〇魔法という名称のギフト。意識するだけで魔素を使用して現象を起こせる


軍事系:剣術、剣士、剛力などの戦闘に向いたギフトで魔法士系を除いたギフト。戦い方や身体術の使い方が分かるようになる


生産系:魔法士系、軍事系に分類されないギフトはここに分類される。農業、鍛冶などの特定分野に精通するギフトが多い。その分野に関する知識が分かるようになる。


特殊なギフトで『キャンセル』というギフトも存在する。

一定範囲のギフトを無効化するという能力のみのギフト。



・魔力

魔素を動かす力。



・身体術

魔素を使って自身の身体能力を向上させたり、自身に触れている物を強化したりする技術。



・魔術

定められた術式に魔素を流し、定められた通りの現象を生じさせる技術。



・アーセン帝国

過去に存在した大帝国。

現在の国家はアーセン帝国の一部だったところがほとんど。

アーセン帝国の言語が今でも使われているため、国をまたいでも言葉が通じる。



・アクチュア王国

200年ほど前に魔境である大森林を切り開いて建国された。

ギフトを3つ保有していたと言われる建国王が開祖。

建国王に協力したギフト保有者が大貴族家の開祖。

建国の由来から、ギフトを神の賜物とする信仰と制度になっている。



・ジェミニ聖国

アクチュア王国と国境を接する国。

ギフトを罪悪とする信仰と制度になっている。



・大森林

大陸の南を覆う森林で魔境。

魔獣や瘴気獣が生息している。

魔素が非常に濃く、魔素を扱えない人間は近くに寄るだけで体が辛くなる。



・魔獣

魔素を体内に溜め込んだ獣。

自分より弱い魔獣を積極的に襲う。

人間を見ると最優先で襲う。


大森林に獣が近づくと、短期間で魔獣化する。


体長別に呼称されている。

小型:~3m

中型:3~10m

大型:10~30m

特大型:30m~



・瘴気獣

魔獣が一定以上瘴素に侵されると瘴気獣になる。

瘴気獣になると体の何処かが歪み、奇形化する。

瘴気獣同士では争わない。

魔獣を見ると積極的に襲う。

人間を見ると何よりも優先して襲う。



・辺境開拓地域

アクチュア王国で大森林に接する地域。

100年ほど前までは開拓の最前線だったが、現在は大森林に対する防衛線となっている。

北東、東部、南東、南部、南西の5つの辺境開拓地域が置かれている。



・辺境開拓村

辺境開拓地域で建設された村のことを辺境開拓村と呼ぶ。

通常は1つの辺境開拓地域に1つの辺境開拓村しかないため、辺境開拓地域と混同することもある。



・エルン村

南東辺境開拓地域から更に大森林に進んだ所に設置された村。

エルン・ソーディスが南東辺境開拓地域の管理者であるため、通称エルン村。

第一部の物語の主要な舞台となった場所。



・エルン隊

エルン・ソーディスが率いた独立戦闘部隊の通称。

戦場における自部隊の指揮権を有しており、戦場で自由に動けた。


出た戦場のほとんどで戦功を挙げていたため、国軍の要職を占めていた大貴族に忌み嫌われ、解散に追い込まれる。


エルン隊に所属していた者の一部はエルン・ソーディスと共に南東辺境開拓地域に向かい、残った者は国軍に再編成され、怪力ギフト保有者のイゴールと槍術ギフト保有者のエレナに率いられることになる。




>第二部


・サストガード

南東辺境開拓地域に最も近い街。

スタンピードで南東辺境開拓地域が滅亡した時は大森林に対する前線基地となる。

高い城壁で覆われ、内部で農業なども行う自立した都市。



・暗闇の牙

王都における闇組織の最大勢力の1つ。

アルトが南東辺境開拓地域から王都に向かう道行きで襲撃する。

娼館で素性がバレた構成員をきっかけに、アルトによって滅ぼされる。



・闇の瞳

王都における闇組織の最大勢力の1つ。

暗闇の牙とは対立していて、暗闇の牙のメンバーがアルトを襲撃した時にここの所属だと偽ろうとした。



・王都

アクチュア王国の王都。

方形で内壁と外壁の2つの壁で区切られている。

内壁の内側には王城、貴族家の屋敷、大商会の店舗、役所の本部、学校などがある。

内壁の外側では一般の王都民が暮らしている。



・ギフト保有者養成学校

ギフト保有者を教育するための学校。

ギフト保有者が12歳になると強制的に入学させられることになる。

12歳より前に入学することも可能。

15歳になると強制的に卒業させられる。

ギフト保有者は無償だが、ギフト保有者以外の者も有償で通うことができる。

国営の学校はここだけなので、「学校」だけでもここを指していることが分かる。



・ギフト保有者養成学校のバッジ

5色あり、色が学年を示している。

ギフト保有者として学校に所属していることを示し、準騎士の証でもある。



・王都の下町

エルン、レフがよく通っていた王都の東の方にある下町。

エルン村のマクシムやセルゲイの出身地。

下町の酒場にはエルン隊結成前からエルンたちが出入りしていて、それ以来の付き合い。



・娼館『雌猫倶楽部』

王都の闇組織『暗闇の牙』の構成員が通っていた娼館。

格も値段も高いことで有名。



・コミル村

王都の東南東の方向にある村。

近くに魔獣の棲み処ができやすい場所がある。

貴重な薬草や鉱物資源が採取でき、それを収入源としている。



・ノバック商会

アルトにコミル村の魔獣退治を依頼した商会。

目先の利益だけではなく、将来を考えた投資ができる。

アルトの始めた国内物流の波にも乗って商圏を拡大中。



・国内物流

商売を「購買物流→製造→出荷物流→販売」の流れと考えて、その中の購買物流と出荷物流を切り出して請け負う構想。

アルトが知り合った傭兵を中心に人員を確保して事業拡大中。



・国際行商

国をまたいで仕入れと販売を繰り返し、商流と情報流を構築する構想。

商売としても成り立つようになり、情報収集と情報拡散もかなりのレベルで実現できるようになった。



・御前武試

ギフト保有者養成学校の生徒による、武術のトーナメント戦。

3年に1度ほどの頻度で開催される。



・ジェミニ聖国

ギフトを悪魔が付与するものとして忌み嫌う宗教を遵守する国家。

アクチュア王国の北西で国境を接する。



・ポールラント3国

ポールラント平原を領有する、トロイト王国・ストング王国・ケンタック王国の3国のこと。



・トロイト王国

4方を他国に固められていて、西にジェミニ聖国、北にケンタック王国、東にストング王国、南にアクチュア王国と国境を接している。

軍の統制が取れていて、集団戦法を得意としている。



・ストング王国

アクチュア王国の北東で国境を接していて、西にストング王国、北にケンタック王国と接している。

南東で大森林と接している。

軍の統制より散兵、分散戦法を得意としている。



・ケンタック王国

アクチュア王国とは直接国境を接していない。

トロイト王国、ストング王国とは南で国境を接している。



・混成部隊

戦争や任務ごとに、傭兵や国軍のはみ出し者を集めて結成される。

毎回1ないし2中隊程度の規模。

統制は取れていないが、戦争慣れていることと前線に送られるため、それなりに戦果を挙げることが多い。



・娼館『幸福の野花』

アルトが初めて国軍の任務を終えた後に混成部隊の者と行った娼館。

そこそこの値段で質は満足できる、連れ立っていく時は最大公約数を満たす娼館として有名。



・国軍第13大隊

国軍の大隊の1つ。

あまり評判はよくない。

隊員の制服は鼠色。

第1から第5までの中隊が属している。


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