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大力(嘘)で身を立てる  作者: ろん
第二部 王都進出

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国際行商の第1回商隊① メンバー募集

国際行商の第1回商隊に参加するメンバーの募集を、今まで人材の仲介をお願いしていた所に依頼した。


レフ兄さんとケイトさん、下町の人たち、商人や商会の人たち、グローフィル子爵などに募集の要件を伝えている。

要件といっても、金は俺が出して、好きに動いていいという破格の条件だ。


募集開始してから2週間後には出発だ。

募集は1週間で締め切って、残り1週間を集まったメンバーに合わせた準備にあてる。


1週間以内に飛びついてくるなら、そこそこ自発性のある人材だろうしな。


今回は商隊参加者に楽しんでもらうことも目的の内だ。


募集に乗らなかった者に、商隊に参加したメンバーが思い切り自慢して広めてくれるだろう。


今回ほど自由にさせるのは最初だけなんだけどな。



無駄遣いもOKという触れ込みだが、なんでもOKとまではしない。


資金を増やそうとギャンブルに全額突っ込んで1日で帰ってきました、とかなりかねないからな。



そのコントロール役を、棍術ギフト持ちのダミエンに頼もうと考えた。


商隊の責任者 兼 護衛役 兼 財布役、といった役割だ。



当然、ダミエンには渋られた。


国軍の部隊の管理が嫌になって辞めたのに、似たようなことはしたくない、と。



そこで俺は残していた切り札を使った。


他者の体を通して行使する身体術。


ダミエンが国軍を辞めてまで追求した強さに、足りなかった身体術。

それを向上させる可能性を見せた。



少し使ってみせて、商隊を無事に返したら身体術向上の修行に付き合ってやる、と言うと、一気に乗り気になって引き受けてくれた。


ふっふっふ。

ほぼいけると確信していたが、無事に商隊の計画の肝をゲットだぜ。



斥候ギフト持ちのブライムと諜報ギフト持ちのリュクにも声をかけた。



ブライムには商隊の隊長補佐、ダミエンを補佐してもらう役割と、商隊の安全確保を斥候の能力を活かして実行してもらうことを頼んだ。


俺の金で好きに遊んでいいという条件が気に入ったのか、割とすんなりと引き受けてくれた。



リュクには吟遊詩人として同行し、商隊がいく先々で情報収集することを頼んだ。


表向きは商隊付き吟遊詩人として。


商隊の道行きでの娯楽を提供し、町や村に泊まる時はその宿で歌うことで宿賃をまけてもらったりサービスをよくしてもらったりする、という立場だ。


実際にはもっと自由に動いてもらう。


吟遊詩人としての活動ついでにナンパしようが、娼館に通おうが、好きにやってくれていい。


リュクは今まで磨いてきた吟遊詩人としての力を試してみたいと思っていたようで、気軽に参加を表明してくれた。


まあ、俺の金で遊べることも魅力だったみたいだが。


この作品を読んでいただきありがとうございます!


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