何に乗る?
そんなやりとりをしているうちに、遊園地は開園した
なんだかここまでくるまでにすでに色々ありすぎているが
ここからが本来のデートプランだ
一ノ瀬
「じゃあまず何に乗る?
待って!せーので一緒に言おう
いくよ」
せーーーのっ!!
あおい 「ジェットコースター!!」
一ノ瀬 「観覧車っ!!」
……え!?
「いやジェットコースターじゃない?
だって遊園地といえばジェットコースターだもん」
「え?そうかなあ…
まずは観覧車で上からどんなアトラクションがあるのか確認しようよ」
一ノ瀬
「じゃあ、ここは公平にじゃんけんで決めよう」
あおい
「いいよ!じゃあじゃんけん…」
ポンっ
あおい チョキ
一ノ瀬 パー
あおい
「勝った笑」
得意げに微笑むあおいに対して
肩を落とす一ノ瀬
一ノ瀬
「あーー。。。でもしょうがない
ジェットコースター行くかあ」
開園したばかりで並んでる人もあまりいない
あおい
「ラッキー、待たなくて良さそう
早く早く」
「ねえ1番前にする?それとも後ろ?」
一ノ瀬
「花咲が好きな方でいいよw」
あおい
「じゃあ1番前で!」
二人ともシートベルトを締める
係員の笛を合図に
ジェットコースターは少しずつ動き出した
あおいはワクワクが止まらない
一方、一ノ瀬は
…完全に固まっている
自分のシートベルトだけじゃなく
あおいのシートベルトまでしっかり確認している
あおい
「一ノ瀬くん…もしかして…」
そう言いかけた時
ジェットコースターは勢いよく下に落ちて行った
あおい
「あーー楽しかったー」
一ノ瀬
「……花咲が楽しかったならよかった…」
あおい
「もしかして…苦手だった?」
一ノ瀬
「うん、ちょっと苦手…でもなんかいきなり、僕それ苦手なんて言ったら
かっこ悪いかなって思って…
それに花咲がすごく嬉しそうだったから、大丈夫笑」
一ノ瀬は本当に嬉しそうに笑った
(もうそれなら言ってくれたらよかったのに…一ノ瀬くんらしいけど)
あおい
「ごめんごめん、付き合ってくれてありがとう
じゃあつぎは、何する?」
一ノ瀬
「じゃあ、バイキングかな笑」
あおい
「え?それは大丈夫なの?」
一ノ瀬
「うん、得意笑 さ、いこっ」
あおいは子供の頃の運動場で遊んでいた時の一ノ瀬を思い出していた




