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開園前
当然遊園地は開園前だ
二人して予定より早く着きすぎている
あおい
「どうする?まだ開いてないね
後、20分弱だね」
一ノ瀬
「そうだねー、でもまあこんなこともあろうかと思って…
あそこのベンチに座ろう」
そういって入り口横にあるベンチを指差した
木陰になっていて涼しそうだ
ひとまずそこに座った
一ノ瀬
「はい、これ花咲の分、待ってる間暇だから
食べてもいいよ」
一ノ瀬がバッグから取り出したのは
小さな袋に入ったお菓子だった
あおい
「ええええ?お菓子もってきてくれたの笑
すごい!ありがとう
ってこれさ、会社の近くにできたお菓子屋さんのじゃない?」
一ノ瀬
「そうだよ、花咲が新しいお店できたって言ってたじゃん
でさ、昨日ちょっと覗いたら焼き菓子めっちゃ美味しそうで…
買ってきた笑」
あおい
「うそーー、めっちゃ嬉しい
ここまだ行ったことなかったんだー
お菓子も美味しそうだけど
パッケージがすごくきれいでしょ?
だから気になってさ
一ノ瀬くん、気が利きすぎだよーー」
一ノ瀬
「暇つぶしにいま食べてもいいし、ここで食べるの恥ずかしかったら
家に持って帰って」
爽やかな笑みがあおいの心をぎゅっと抱きしめた
あおい
「いま食べる!ありがとう…
美味しそうー」
一ノ瀬
「どうぞw」
一ノ瀬はいつものようにあおいを優しく見つめた




