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応援

春風に桜も芽吹き始めた頃

あおいたちの部署は落ち着きを取り戻しつつあった


一方で、商品部や宣伝部の仕事は佳境を迎えている


そんなある日、課長があおいと一ノ瀬を呼び出した


課長

「花咲、一ノ瀬、今度の日曜日空いてるか?」


あおい、一ノ瀬

「はい、大丈夫です」


課長

「じゃあ、申し訳ないんだが商品部と宣伝部が主催の販促イベントの手伝いに

行って欲しいんだ」


「2名応援を頼まれていてね…

他のみんなにも頼んではみたんだが…みんな忙しいようで

ほら、春休みだろ?

家族サービスしないといけないらしい…

ここの所ずっと残業続きだったからね」


するとすかさず


一ノ瀬

「もちろん、いいですよ!

イベントの応援楽しそうですし、僕行きます

花咲先輩も行きますよね?」


(せっかくの日曜日、ゆっくりしたかったな

買い物あるし、春物のブラウス見にいきたかったんだけど…)


そう心で呟きながら


あおい

「はい、もちろんです

一ノ瀬くんと行ってきます…にこ笑」


課長

「いやあ、ほんと助かるよ

私も午前中は顔を出すから

じゃあ、頼んだ

場所は城山遊園地だ

詳細は後でメールで入れておくから確認しておいて」


あおい、一ノ瀬

「わかりました、お願いします」


そういって席に戻った



(花咲、花咲…)

席に戻るなり、一ノ瀬が小声で話しかけてきた


(ちょっとめんどくさいって思ったでしょ?笑

でもさ、遊園地なんてさ何年ぶりだろ…

せっかくだから楽しもう…ね?)


一ノ瀬くんには私の心の声聞こえてたみたいね…


(楽しむって…仕事よ、仕事!

真面目に頑張るのみだからねっ笑)


そう返したあおいの心はさっきと違って少し華やいでいた






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