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クラスメイト

席は一番奥の半個室だった


あおい

「いやいやいや

ちょっと待って

もうすんごくびっくりしたよ

一ノ瀬くんがあの大羽くんなの?」


一ノ瀬

「先輩笑 今日も同級生ということでお話していいですか?」


あおい

「いいよ、もちろんだよ

っていうか、今更でしょ」


一ノ瀬は子供のような笑顔で微笑んだ


一ノ瀬

「じゃあ、なぜ僕が一ノ瀬なのか…から話そうか

僕、転校したでしょ?あれ、母親が再婚したからなんだ

だから大羽から一ノ瀬になったってわけ」


あおい

「そうだったんだ…知らなかったよ

でもこんな形でまた大羽くんに会えるなんて…

いや、ちょっと何が起こったのかわからない笑」


うん、そう小さく一ノ瀬はうなづいた


一ノ瀬

「僕は、花咲が同じ会社にいること知ってたよ

同期が騒いでたからさ

花咲さんいいよねって笑」


(あー、そういえばこの前言ってたなぁ)

あおいは前回ここにきた時のことを思い出した


「花咲って聞いて、すぐにさ、君のこと思い出して…

もしかしてと思ってこっそり見に行ったんだ

そしたらほんとに花咲がいたから、その時の衝撃はすごかったよ笑」


「だから…今度は僕が驚かしてやろうって思ってたんだ笑」


(いやいや、勝手に一ノ瀬くんが驚いただけで、私が驚かせたわけでもないんだけど…?)


そうツッコミたくなったが

ひとまずそれは飲み込んだ


あの当時

一ノ瀬、いや大羽くんはほんとクラスの人気者だった

でも今みたいに物腰が柔らかいというよりはどちらかというとやんちゃでいたずらっ子だったイメージだ


まさに、こんな仕返しをしてくるような…


でも、大羽くんのイタズラはいつもみんなを笑顔にしていた


(大羽くんのヒーロー気質は

むかしとは少し質が違うけど、健在なのね)


あおい

「一ノ瀬くん、仕返しうまくいってよかったね…」


あおいは少し不貞腐れ気味に一ノ瀬に返した


一ノ瀬

「ごめんごめん…笑

ま、ひとまずなんか頼もうよ」


当然のようにちゃんこ鍋を頼んだ

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