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開演

やっと頭の頭痛が少し収まったと思ったら


ワープの後遺症と思われる時間軸乱れに巻き込まれている自分発見とか。


あ、頭痛い。


そういえば口の中に傷があったはずだがもう痛くないな。


良かった。


この様子だといつ医務室に行けるかわからないし…。



「おい、聞いているのか?」


目の前のおっさんはちょっと偉そうだ。

年齢は50後半かな服装からして管理職かな。


「私はリチャード・エマルソン、Bー409セクターの資材管理局長で一応このグループのリーダだ」


「俺はナイブス・ペり、航海士」


「トマスだ。電子タバコ持ってないか?」


「わたしはルーソ・ベルシカよ。 ねえ、向こうには何があるの?」


男2人は俺と同じくらいの20~30歳で背は負けてるな。


武装はしていないが体格はどっちもいいほうだった。


女は、かなり綺麗で態度も気さくだ。


ヘルメット被る時に邪魔でしかない髪を綺麗に伸ばしてるのを見ると

結構ベテランか、船内作業員かな。


ちょっと年上かな?


みんなが船内通常的なスーツを着込んでいてバックパックを背負っていた。


1人を除いてだ。


そう。


さっきから、うんともすんとも言わないのが一人。


パワードスーツを着こんていてヘルメットを外すことなく宇宙線フィルターの顔面バイザーも

降ろさない野郎が一人いる。


いや、女かもだけど。


「さっきい言ったとおり、俺は二日ぐらい時間経過しちゃったらしく他はあまり記憶にないですね」


管理局長や航海士は所謂、エリートで俺のような強制移民からなる下級作業員よりもはるかに上の存在だ。

もうちょっと上の階級だと地球本土出身者がいたりするがかなり少ないらしい。


兎に角、お偉いさんが偉ぶっているので言葉を少し丁寧にした。


それがまずかったのかな。


「よし、君は今から私の指揮下に入るんだ。 いいね? まずは」


リチャード管理局長が話だした途端、近くの壁がまた光だした。


これはまた私のような生存者かな?


とおもったら

少しおかしい。


ドアを形成する壁の光模様の輪郭が小さすぎる。


そのドアはまるで子供用だ。

通常の半分以下。


作業用のドローン?


いやいあ、自立型ドローンとかは必要な時以外は()()()()()()()()使()()()()()()



光が収まって空いた穴から見えたのは


本当に小人だった。


いや、ここは宇宙だしエイリアンかな。


まず、服を着ていなくて剥げている子供のようにみえるが、瞳のない真黒な瞳に緑色の肌。


不釣り合いに長い腕、注射器のような細長く鋭い爪。



やがてゆっくりと視線が遭うと



()()は襲って来た。



「うわ、なんだこいつは?」


「エイリアンなの??!!」


「に、逃げるぞ」


「…」


出現ポインドはやく20メートルぐらい離れていたのでまだ距離はあるが


誰もファーストコンタクトの栄光を手にしようとする者はいなかった。


その中で動かないのが二人。


船外スーツ野郎と俺だった。



まずは深呼吸。


セーフティ確認。


良し。


残単数確認は


してる場合じゃないな。


よし、撃とう。


照準して


一応腕か足を


トリガーを引く。


「スーーーーーーーーーーパシュ」


さっきの小さい効果音はエイリアンらしき怪物に命中して胴体に穴が開く音だった。


目標沈黙。


肩を狙ったんだけどな。


仕方ない。


反対側へ逃げていた連中も気づいたらしく恐る恐る元の所に戻った。



「殺したのかね、君は? 我々のようなワープ被害者の可能性もあったんじゃないか」


「うわ、ど真ん中だ。 グロいな」


「とにかく、逃げたほうがいいんじゃなくて?」


それぞれの意見を述べるほど皆が落ち着きを取り戻したと思ったら


それは起こった。


かすかな振動。



最初はみんなさっきの穴から別の個体が入ってくるのではと懸念し穴をどう防ぐか適当な遮蔽物を探した。



しかし、予測とは裏腹にさっきのドアはそのままで

周辺の壁が

再び光だした。




「…」

「な、なんだ? これは」


「は、はやく、逃げましょうよ!!?」」




今回は数十箇所が同時に光だしたのだ。


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