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精霊ピエロと迷宮な日々  作者: なお☆プリン
カウントアップ:3
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職員じゃない人達の会議(路野江)

「で、本題っていうのは?」


秀島さんが尋ねる。

灯太はいつもより真剣な顔をして、


「精霊のことだ。」


と短く伝えた。


「……それだけ?」

「灯太……なんで今さら?」


霞さんと秀島さんが首をかしげたのに対し


「……新しいコ?」


と氷山さんが訊いた。


「新しい……」

「コ?」


そしてまた2人は首をかしげた。

その様子を見て、灯太はやれやれと首を横に振り、


「要の言うとおり。俺らのが第1期だとしたら、第2期とたぶん第2.5期が来てる……いや、来る、か。」

「それってなんかマズイのか?」

「精霊がくるのは別に悪いことじゃ……あ。」


そこまで言葉にして、霞さんも理解したのか声を上げた。

当の私はなんのことかさっぱり見当もつかないのだけれど。


そこからさらに灯太が口を開こうとした時だった。


職員室の後ろの扉が開いたのだ。

私達5人が一斉にそっちに視線を向けると、入ってきた人影が驚いたのか、身を後ろに引いた。


「なんだ教頭先生か。」


私はほっとして思わず声を上げてしまった。


「なんだとはなんです。この鬼見、せっかく竹を片付けてきたのに。ま、結局ほとんどはあの夫婦2人に任せてしまいましたがね……ンフっ!」

「なんで戻ってきたんだよ。」


灯太が不機嫌そうに尋ねる。

まあ、話を遮るようなタイミングだったから仕方ない。


「ああ、そうです、路野江先生。」

「私?」


突然名前を呼ばれて、思わず声が裏返ってしまった。


「路野江なんて他に誰もいないでしょうが。ちょっと来てください。サクラさんが呼んでます。」

「サクラさんが?分かりました。」


私は鬼見教頭についていくため、急いで職員室を出た。

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