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精霊ピエロと迷宮な日々  作者: なお☆プリン
カウントアップ:3
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3人の来訪者(路野江)

私達が流しそうめんの後片付けをしていると、職員室に見知らぬ3人組が入ってきた。

男2人に女が1人……何かの組織かな?

かと思ってたら、男の内の1人、髪をぴしっと七三分けにした真っ黒なスーツの男が灯太に近づくと


「よ、灯太。久しぶりだな。」


と声をかける。

灯太は顔を上げ、男を視界にとらえるとたちまち口角を上げ


「おー!秀島(ひでしま)、元気だったか?」

「まぁそれなりに、な。市長秘書も楽じゃないんだぜ。」


ハグをすると、そんなことを言っていた。

スーツの男……秀島と言っていたその男も大分くだけた喋り方をしてるし、仲はいいように見える。


私がその様子をずっと見ていたのを気にしたのか、灯太が


「あっ、そうだ。3人とも路野江とは初対面だよな?自己紹介とかさ。」


と3人に持ちかけた。


「じゃ、まずは俺から。」


そういうと秀島さんは両手を体の前で広げると、


消えた。


いや、違う。背景と同化してる……?


と思ったら、姿を現した。


「俺の名前は秀島(ひでしま) 真昼(まひる)。能力はまあこの通り、『体色変化(カメレオ)』だ。」

「ま、秀島のその能力は上位互換みたいな能力が今回出たけどな。」

「マジで……?」


秀島さんのドヤ顔は、灯太の一言で崩れた。

そしてそれを遮るように


「私は(かすみ) 夜紅(やこう)。能力は『霧発生(ミスティ)』よ。」


と唯一の女の人が淡々と言葉を発した。

それに続こうと思ったのかもう1人の男が


「僕は、氷山(こおりやま) (かなめ)。能力は……氷。精霊は……」


ぼそぼそと話し出したけれど、最後の方は聞き取れなかった。

すると間髪入れずに


「相変わらずデクレシェンドな話し方ね。」


と霞さんがツッコミを入れていた。

3人とも、大分昔からの知り合いなのだろうか?

そう考えていると


「ま、そんなとこにして。」


と灯太が切り出した。


「本題を言ってもいいか?」


それを聞いた3人は黙って頷いた。

これ、私はここにいていいんだろうか……。

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