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精霊ピエロと迷宮な日々  作者: なお☆プリン
カウントアップ:2
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七不思議巡りー足止め(進)

「……で、なにしてたんだ?」


「えっと……。」

「あ……。」

「んーと。」

「戻ろうとしてたんですよ!戻ろう、っつぅてぇ……」


私達3人が返答に困っていたら、栞がすかさず戻ろうとした。

が、そこを玉が見逃していなかった。


「うごぅ……。」

「い、今のはどこか入ったんじゃないか……?」

「あれ?やりすぎた?ごめん。」


さすがに灯太にまで心配されて、玉は謝っていた。

……相変わらずの軽さだけどね。


「いや、まあ、私達は進と露季ちゃんに案内してもらってたんですよ。この学校の中をね。」

「こんな時間に?」

「え、えぇ、まぁ、その。」


まずい、すごく困ってる。でも、言い訳が思いつかない。

肝だめしは断念しないとだめかな……

そう思ったんだけど、


「松村先生、ちょっと。」


職員室の中から教頭の声が聞こえてきた。どうも灯太を呼んでいるみたいで、


「わかりました。」


灯太はそう短く返事をすると、私達の方をみて、


「……あー、また今度だな。この話は。」


と言って中に入ってしまった。

そんな灯太と入れ違いで、路野江先生が出てきた。


「ん?どうしたの4人で。」

「あー……肝だめし……なんですけど。」


と私は答えた。正直ダメって言われると思ったんだけど、意外な答えが返ってきた。


「4人でいるんなら、まぁ、いいけど……。はぐれないようにね。」


そう言うと、路野江先生はそのまま部屋を出て、階段を下りていってしまった。


私はみんなに


「……行こうか。」


と声をかけた。


「ここに立ち止まってたらまた捕まっちゃうよ!」

「い、行きましょう!」

「行くのぉ……?」


栞の反応はまぁ、あれだけど。


私達は早足で、職員室を後にした。

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