60/117
七不思議巡りー行き先決め(進)
「で、まずはどこに行くの?」
私は玉に訊いた。まぁ、順番決める必要はないんだけどね。
「うーん……。」
「決めてないの?」
玉がわずかに悩んだのを栞は見逃さずにつっこんだ。
「じゃあ、帰……」
さらに間をあけずに続けようとしたところを露季が止めた。
「とりあえず七不思議がありそうなところ回ってみましょうか。」
「……あぅ……。」
「だね。」
「それいいね。そうしよっか。」
そういうわけで意見を挙げてみて
7つに絞った結果、
・理科室
・音楽室
・体育館
・トイレ
・図書室
・校長室
・美術室
ということになったので、どこから行こうか話しながら歩いていた。
でも、私達は話に夢中で職員室の前を通っているのに気づかなかった。
気づいたのは、後ろから声をかけられたときだ。
「どこにいくんだ?もう暗いぞ。」
この声は……灯太。このままだと、肝だめしが中止にされちゃうかな?




