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精霊ピエロと迷宮な日々  作者: なお☆プリン
カウントアップ:2
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夕暮れ時の芽妹の家(芽妹)

「おーい、メイー。」


かーすかに声が聞こえてきた。

これは……ムースの声……?


「メイ!ねちゃったんデスノ?」

「うぇぁ……え?お、起きてる起きてる。」


ホントは寝てたけど。

ふと外を見るとほんのりオレンジ色に染まっていた。


「ねてましたワ。ゼッタイねてましたワ。」

「うぅ……ごめん……気づいたら寝ちゃってたんだ。」


バレてた……。

ごまかす必要もなかったかな?

なんて。


「あの……メイ。おハナシがあるデスノ。」

「ん、なぁに?」

「メイって、すきなかたがいらっしゃるのデスカ?」

「な、なんだよ突然。」


ムースからの突然の問いかけに俺は戸惑ってしまった。

そんなことお構いなしにムースは続ける。


「だって……ネゴト……オナマエですわヨネ?」

「いや……寝てたから分かんないよ。」


夢ならみていたけど……。

梨乃と2人で……いやいや、夢のことなんてどうでもいいんだよ!


俺が心の中でノリツッコミしていたら、


「いってましたワ、『リノ……リノ……』って。」

「ー!?」

「ズボシ、デスワネ?」


ムースに核心を突かれた。

……そうだったのか。


「ソコで、コンド3人でどこかいきませんカ?ソノ……『リノ』サマと『ユウエンチ』とか。」


そんな事を言われて、俺はドキッとしてしまった。

そんな……突然……。


「ダメなのデスカ?」


ムースが俺の顔を覗きこみながら言う。


「うぅ……でも……。」


きっとムースなりに役にたとうとしてくれているのだろう。

でも……。


「……ツッコミすぎてしまいましタワ。」


ムースがしゅんとする。


「ジブンのペースがありますモノネ……。」


ムースはさらに落ち込む。



「いや、今度行こう、遊園地。イイ案だよ。」



気づいたらそんな言葉を口にしていた。

それを聞いてか、ムースの顔はパッと明るく……笑顔になった。


「デワ、コンドいきまショ!」

「だね!」


3人だったら……デートにはならないよね?



自分から、逃げてるだけなのかな。

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