お昼またいで芽妹の家(芽妹)
通知音がなる。
「メイ、ヘンジきたみたいデスワヨ。」
ムースが端末の方を見ながら言う。
俺は端末を手に取り、画面を見る。
おっ、ちゃんとユウ先輩から来てる。
『おー』
こちらこそよろしく。
「かたい文面だな……、もっと軽くていいのに。」
「メイがイウことデスノ……?」
「でも、だいぶ遅い返信だね。」
「そうデスワネ。きっと昨日遅くまで調べものしてたのデワ?」
「なるほど……。」
確かに、昨日俺と梨乃が帰る時にもまだ先輩達が帰った様子はなかったな。
じゃああまり話しかけない方がいいかな……。
「ダトすればアマリしつこくスルノはカワイソウでワ?」
「ああ……、そうだね。」
俺はムースの提案を聞いて、とりあえず今日はそっとしておくことにした。
となると、することないな……。
「あ、ソウデスワ。メイ、ワタクシきのうトショカンでいくつかホンをかりてきたノデスワ。イッショによみませんコト?」
そう言ってムースがスカートの中から本を取り出す。
といってもスカートをまくって出したのではない。
ふわっと本が浮いて出てきたのだ。これも風の力か……。
「じゃあ、俺も読む。」
「ハイ、じゃあトナリでドウゾ。」
そんな感じで俺とムースは本を読むことにした。
えーっとタイトルは……『ニンゲンズカン』……
なんだこのタイトル。と、とりあえず読むか。
『ニンゲンズカン』
・マツバラ トウタ
セイベツ:♂
ノウリョク:サーチャー
セイレイ:???
ヤミ:ナシ
・カスミ ヤコウ
セイベツ:♀
ノウリョク:ミスティ
セイレイ:キリバ ♀
ヤミ:ナシ
・ヒデシマ マヒル
セイベツ:♂
ノウリョク:カメレオ
セイレイ:カラフル ♂
ヤミ:ナシ




