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精霊ピエロと迷宮な日々  作者: なお☆プリン
カウントアップ:2
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スー先輩は見た……?(進)

着いた……!薫の家!

私は玄関のドアを開けた。鍵は掛かっていなかった。


「おじゃましまーす……誰もいないのかな?」


返事がない。私は靴を脱ぎ、奥へと進む。

目の前にキッチンが見えた。中で倒れているなにか(・・・)もみえた。


「お、おい!大丈夫か!?」


私は叫びながら近寄っていった……その時。

視界の隅でなにかが動くのがわかった。とっさに私は身構えた……、がその必要はなかった。

薫だったからだ。


「薫!?とするとあっちのやつは薫の精霊か……?」

「う、うぅ……」

「あ、おい、薫!何があったんだ!?」


薫の方に近寄ると、薫も気を取り戻したのか起き上がる。

……なっ……

薫は頭から血が流れていた。精霊の加護があるから死にはしなかったのか……。


「す、スーせんぱい……。」

「と、とりあえず喋るな。」


……くそっ。私はなんて役立たずなんだ。

気づけなかった……精霊が来たっつーことは目的が出来たんだ。

機能停止してたやつが動き出すのも考えられただろうに……っ。


「すまぬ……ワレがいながら……。」


そう言いながら、キッチンの方から溶けかけているなにか(・・・)が廊下に出てきた。

なにかじゃないな。薫の精霊の……確かゼリーだったか。


「いや、しかたない。あいつ()は傑作なんだ。」


……いや、私が失敗作なだけか。そう言おうとしたがやめた。

そんなこと言っても分からないだろうし。

とりあえずゼリーの方は大丈夫そうだ。

薫は……傷は受けているけど、もう血は止まってるみたいだ。

相変わらず便利な加護だな。


「とりあえず薫が目を覚ましたら話を聞かせてくれ。」


私はゼリーにそう言った。ゼリーはなにも言わず、頷いた。

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