見て良いの……
放課後。
谷之坂と下校していた。
「嘉田瀬とは帰らなくてよかったの?」
「不機嫌ではあったなぁ〜澪那」
彼女はいつも通りに手を繋いでいた。
周囲にはひそひそとされた。
ショッピングモールにラーメンを食べに赴く。
フードコートに向かった。
「最近さぁ、澪那がカズのことをだすと不機嫌になってさぁ」
「ほんと俺って嫌われてない、嘉田瀬に?」
「カズとは仲良くいたい。離れたくない」
フードコートに着いて、ラーメン屋で注文した。
「カズの何が気に食わないんだろ?」
「俺にはさっぱり」
「——」
注文した料理が出来、席に運んで食べだした。
ラーメンや餃子、ライスを食べ終わり、フードコートを離れた。
コスメが並んだ店で聞き覚えのある声が聞こえた。
「姉貴!?」
「和仁!!それに隣の彼女誰?」
姉が俺に気付き、叫んだ。
「カズのお姉様!?」
隣にいた谷之坂も叫んだ。
「姉貴こそ、隣の彼は恋人じゃないよな?」
「違うって!!彼の近しい人のプレゼントを選んでるだけ!!」
姉が動揺して、答える。
「和仁こそ、そんな可愛い女子を連れてどうしたの?」
「あぁー付き合ってない友人で」
「谷之坂璃奈です。お姉様と会えて、光栄です」
姉の隣にいる男性が戸惑って佇んでいた。
「谷之坂ちゃん、良かったら一杯どう?」
「良いんですか!?行きたいです!!」
姉が谷之坂を誘って、彼女は迷わずに誘いにのった。
佐々木と名乗った男性は別れて、谷之坂と姉の3人でス○バでお茶をした。
「谷之坂ちゃんは和仁のどこが好きなの?」
「えっと——」
「姉貴!余計なことを聞くなよ」
ス○バには一時間程滞在して、会話を楽しんでいた二人だった。
姉が谷之坂に連絡先を交換しよと言い出し、連絡先を交換していた。
「これから仲良くしてね」
「はい!」
俺は彼女を送っていき、帰宅した。
帰宅すると姉が帰っていたので、文句をぶつけた。
「余計なことばかり言いやがって!」
「ほんとのことなんだし、良いじゃない!!それにしても、あんな可愛い女子を友達にするなんてどうやったの?」
「彼女から友達になろうって言われたから友達になったんだよ」
「ふぅ〜ん、情けない愚弟に惚れるなんて見る目無いわね。谷之坂ちゃんは」
「さっさとそこをどけ!!くそ姉貴!!」
ソファーで寝そべる姉の腹を脚でぐりぐりと踏み付ける。
「汚い脚で踏み付けるな!コラっ!やめろってのぉっ!!」
「さっさと退かないから踏み付けられるんだ!退いた退いた!!」
「くそ生意気な和仁だ。さっさと脚を退かせ!!たくっ!!」




