497/570
永遠ではないのでしょう
詩のような作品です。
お別れなんて
いつも突然だから
その時には終わっている
その時には過ぎ去っている
どんな苦痛も永遠ではないけれど
どんな幸福も永遠ではないのでしょう
ただね
それでも今は
どうか信じさせてほしいの
ここにある幸せが永遠であると
ここにある愛しさが永遠であると
悲しい顔をしていた
あなたのこと
ほんの少しだけだけれど
覚えているわ
今さら思い出したって
何の意味もない
終わってしまったもの
壊れてしまったもの
過ぎ去ったものは
取り戻すことなどできないのだから
ああ なんて 悲しいこと……
お別れなんて
いつも突然だから
気づいた時には終わっている
気づいた時には過ぎ去っている
どんな苦痛も永遠ではないけれど
どんな幸福も永遠ではないのでしょう




