↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
89/102

480話 Wish for...


「そうだよ…もしかして、弟子になりたかった?」


真雪は咄嗟に否定した。しかし、その身体は正直だった。


「弟子になりたいのなら…」

「私の弟子になりたいの?」


南川先生は神出鬼没なのだろうか。なぜか後ろから現れた。


「飛翔が私の弟子になった理由…というより弟子の基準を教えましょう…千織、恵未、由依…彼女たちってなにが共通点だと思う?」

「…忠誠心?」

「僕は腕前と教えられました…」

「…腕前は半分正解よ。そう、半分」

「残りの半分は…いったい…」

「…まぁ、それはそれとしてさ。私たちがなんで来てるか知ってるよね?」


哲平は1人大きな声で叫んだ。どうやら本気で料理対決がしたいと考えていたらしい。しかし、実際は全く違う。


「…4人目の手がかりを探しているの。4人目の弟子。でも、どこにいるのかわからないの」

「そこでね、この大学近くで力を使ったんだけど…そしたらここで飛翔くんの気配を感じたんだよ」

「…佐和さん、貴女はきっとわかるよね?」

「私…わかります。ただ…彼女は…」

「いいの。わかってる。それと哲平くん、君の動画のどこかでこの画像を入れておいて欲しいの」


その画像は、4人目のシルエットと特徴だった。まるで警察署にある行方不明者の写真のように少し怖い。


「…それじゃあ、私たちは行くわ…飛翔、20にあの場所で」


そう言い残して、彼女たちはどこかへ向かった。


「…飛翔、もう少しだけお願い。京子と雪も…帰らないで」

「どうしたの?」

「私…気づいたの…やっぱり…私たちだけでゆっくり料理がしたい!」

「…きっと叶いますよ。私は信じてます」

「ひーくん次第だよ。みんなの広場、そろそろ後継者を探さなきゃ」

「…僕の仕事、忙しくなりそうだね」

「…飛翔がいなきゃダメなの!私、京子、雪、さくら、飛翔…この5人じゃないと!」

「この話さくらさんがいれば…どれほど嬉しかったのでしょうか…」

「さくらは今日…」


さくらは会場で監視員の講習を行っている。会場では、学食コンテストのために色々な準備が進んでいる。


「…僕は僕の準備を始めるよ」

「ところで!私たちはどうすればいいの!」

「コーン茶たちは…って、もうこんな時間なの!?」

「そうよ…ところで飛翔、実は言ってなかったことがあるの…」

「冬華ちゃんだっけ?どうしたの?」

「…唐突なんでだけどさ…私のこと、覚えてる?あの時、傘を貸してくれた…」

「昔のことだよね?覚えてるよ。転生する少し前に、傘を貸した…まさか冬華ちゃんだとは思わなかったよ」

「今、返そうかなって思ってるんだけど…」

「…いいんだけど、どうして?」

「…私、あの後死んじゃった。元々死のうとしてた時に傘をもらったのはいいんだけど…まさか帰る時に事故にあっちゃうなんて…えへっ!」

「えへっ!じゃないよ!笑えないよ…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。