468話 にゅうめん
「久々に集まったなぁ~」
「ほんと、私たちって仲悪いのかな~」
「みんな忙しいでしょ!」
秘密結社太陽の会の七夕パーティは、和気藹々と始まった。流しそうめんに回転ずし方式のそうめん、そしてセルフにゅうめんバー…
「ちょっと待って!そうめんしかないわね!?」
「七夕ですから仕方ないでしょ~飛翔さん、お元気でしたか?」
「京子と真音だ!天使側でとっても忙しくて会えなかったよ~」
「みんな忙しいわよね~」
「お、久しぶりだね~」
「ひなたちゃん!それに沙代里さんも!」
「いやぁ…まさか今日まで来れなかったとはね…司会の方?そろそろいいかな?」
「そうね、そうめんは持ったな!」
「はい!」
「それじゃあ天の川に向かって…乾杯!」
乾杯の音頭と共にそうめんが流れはじめ、回転し始めていった。
「飛翔くん、だーれだ!」
「その声は…誰でしょう?」
「心愛の声はするんだけど…目を隠してるのは違うよね?」
「そうだよ~誰でしょう!」
「さくらは…こんなことしないしな…波音?」
「バレちゃった!お久しぶりだよ~」
「話には聞いてたけど…大変だったでしょ…たまには私たちに電話してもいいんだからね!」
「抱え込みすぎるのはよくないよ…明日海、葉子、こっちに来て」
「波音、飛翔の電話番号は知ってる…」
「LINEのグループを作ろうと思ってさ!やっぱり私たちも飛翔を支えたいじゃない!」
「それなら俺たちも参加させてよ~」
「恵斗!それに駿平も!」
「ずるいよ!私も入る~!」
「心愛も!?うーん…」
「そしたら全体でのLINEのグループを作りましょう。今まで代表者だけだったから」
「わかった!」
全体のLINEグル-プができた時、にゅうめんバーの具材はなくなった。そうめんもあと少しになり、みんなも満足していた…その中で…
「壮がそうめんチャンプルー作ったって!」
チャンプルの味は美味しかったそうだ。飛翔曰くさすが三ツ星シェフだ…そうだ。
「そういえば、結社の会員って結構いいところに勤めてるよね~警察、弁護士、シェフ…」
「でも一つ下には警察、弁護士、医者、税理士…なんか向こうの方が頭いいかもよ?」
「そうなんだ…」
「ちなみに飛翔も学食のコンサルタントという本職を持ってるよね?」
「そうなの?」
「持ってるんだよ~私が作った!」
「心愛の事は無視してもいいけど、学食のコンサルならあの人の弟子にならないと…」
「千織さんのことですか?弟子ですよ…」
「…え?」
「そうだよね?飛翔は直々にスカウトされてたわ」
「…そしたら安泰じゃない!でも、天使ってつらいよね…」
「確かに辛い…内紛があって…」
「ニュースで見たよ。でも、警察は介入しないからね…というか、あそこって自分でどうにかできるんだもん!」
大笑いの中、パーティーは終わった。




