444話 遅れましたが新生学食サークルです
「…って、まだ今はそんな状況じゃないか…とりあえずあの子が支配しちゃったってことで良いの?」
「そうです…私のせいで…」
「これはことりのせいじゃない。だって…すごく頑張ってたの知ってるから…それなのに…この扱いってあんまりじゃない」
「本当にそうだよ…」
「学長に提出した際は、間違いなく部長はことりさんで副部長は夏帆さんでした」
「だとしたら江波くんか…あの子昔追い出したんだよ…」
「いや、それはないです」
「あの子法学部ですよね?でしたら…新人の子が違うって言ってましたよ」
「じゃあ違うかぁ…」
「ゆりねさん、初めまして。西園寺蓮花です。学食部の顧問を南川教授と共に勤めております…実は今回、報告がある…綾音が捕まった!」
ニュースによると3時間の逃亡の末に最後は崖の上で捕まると言うなんともドラマらしい終わり方だ。しかも、共犯として色々な人が逮捕されている。しかし、驚いたのはここからだった。
「また、○○はまだ逃走しております。見覚えのある方はこの番号までお願いします!」
「…だそうだ!しかし…涼音は恐らくあと2週間はかかるだろうなぁ…まぁ、新入生も入ったことだし!自己紹介よろしく!」
「はい!学食部会長の中村ことりです!」
「副部長の宮内夏帆と申します!」
「会計の白金みなみです…って!私にも出番をください!」
「…と、涼音ちゃんだけと…少ないですね〜」
「誰かが入らないかな…って!今年も入りましたよ!」
「どうせ料理下手の部員でしょ…って!教育もしますから!」
「…新入生歓迎会でそれやったでしょ…センスがないわね…」
「…それでは自己紹介お願いします!」
「新入生の古手川直子です!得意料理はエッグベネディクトのポーチドエッグ抜きです!」
「わかりにくい!」
「同じく新しく入学した家城真尋です!得意料理は野菜炒めと肉じゃがです!飛翔さんを越えられるように頑張ります!」
「僕を越えるとは…頑張って!」
「私も…新入生の…」
「…ちょっと、喋らないで。この子が喋ろうとしてるじゃない」
「私は…文学部所属の…棗文香と申します…得意料理は…エビチャーハンです…」
「美味しそうじゃない。よろしくね…これで全員かしら?」
「いえ、まだ一人います!」
「綾音ちゃんの事じゃないわよね?」
「…あの子じゃないです。もう一人いると思うのですが…まだ来てないのかな?」
「…一応聞くけど…男の子?」
「いえ、女性です」
「…男子禁制らしいから帰るわ~」
「…ゆりねが命じる。飛翔は終わるまでここにいること!」
「ですよねー」
「それで…もう一人というのは…いつ来るの?」
「いつ来ると言われましても…きっと他の入部希望者を連れてきて来ると思うので…」
「そんな才能あるの!?」
「真音、京子…いつ退院するんだよ!」




