436話 スイス料理って出ないのかな…
準備を整えて、今日はカフェへ向かった。
「すみません!6人です!」
「みなさんお揃いで…と言いたいのですけど…誰ですか?」
「…ちょっと話したい人がいるのでここに来ました!」
「…すみません。ホールは私だけですので私が全て聞くのはダメでしょうか?」
「ダメです!」
「本当に…君は誰なの?」
「空橋栄子です。花咲大学の…卒業生…」
「あなたじゃ話にならないわ。だって…結花さんに用があるからわからないんだもの!」
「結花さんに!?…わかりました。店長呼んできます!」
少女たち待機中。そして、店舗の裏では…
「結花さんシフトでしたよね…?」
「そうだね。どうしたの?」
「…彼女、失踪してませんか?」
「決めつけは良くないけど…栄子はどうしてそう思うの?」
「…今日来てないのおかしいですから!」
「あの子は普通に連絡するもんね。じゃあおかしいわ。」
「すみません!今警察の方で捜索願を出しておきました!」
「譲治。やるじゃん。」
「そんな…瑞穂さんほどじゃないです…」
「…そう。とりあえずあの子たちにはどう伝えればいいかなぁ…」
「私に任せてください。」
「…そうだね。任せた。」
それから少しして。
「お待たせしました。ご注文のアフォガードとメロンソーダです。」
「ありがとうね。」
「…ところで、今回は結花さんを探しに来たのでしょう?飛翔くん、残念だけど、私たちもわからないのよ。今日はシフトで、厨房をお願いしていたはずなんだけど…連絡もなしでいなくなるなんてことはないはずなんだけど…」
「…そうなの!?だとしたら…いったい誰が…」
「誰がやったのでしょうね。」
「あなたは…ゆりねさん!?」
「…そうだけど、そんなに驚くことなの?」
「…結花さんの事はわからない。でも、今旅館を支配しているのって銅銭絵梨でしょ。」
「そう…だけど…」
「絵梨は…あの子は無罪なの。というより…何も知らないまま巻き込まれちゃったんだよ。まぁ、知らないままで乗っちゃうあの子も悪いから。飛翔…もしかしてあの子に追い出されたの?絵梨の性格上…やりかねないから…」
「よくわかったね。」
「…それよりも、これからどうしようか。実は…」
「飛翔くんの部屋はこれからリフォームが入る予定なのよ。大家が私たちのためのコミュニティスペースにしたいためだって。飛翔が泊まるようの設備は残してくれるみたいだから許してニャン!」
「…ねこ!って、それで済ませられるかよ…これから僕はどうするんだよ…」
ここらへんでなんかそれっぽい曲が流れる。特に対して意味はない。
「…流さなくていいからね!?」
「いえ…着信が来たみたいで…あ、え…そうでしたか…」
「店長、何かあったのですか?」
「…身代金?どうして…そんなことを…」




