表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
37/47

428話 忘れないでね


4月9日木曜日。さすがに28まで飛ばすわけにはいかないが、4月に入った。秘密結社太陽の会の面々は、某所に集まっていた。


「哀愁溢れる曲だね。」

「そうかな?この曲が聴きたい気分でね…それで、みんな来てないのはどういうことなんだ?」

「それが沙代里さん、集まるのはここで合ってるみたいなんです。全員呼んだのも合ってるんです。」

「…何が違うんだ!?」

「…何が違うんでしょうね。」

「言ったのは飛翔からでしょう!?」

「まぁね…ところで、どうしてここに集合したの?」

「今日から秘密結社はここでやるらしい。」

「いわゆる北町地区の個人経営の喫茶店だよね…」

「心愛が好きそうな場所だな。まぁ、本人ここで働いてないけどね。」

「おや、お早いようで。」

「葉子さん、私たちはここで合ってるのですか?」

「合ってるよ。北町はかなり行き方が複雑だから遅れるかもしれないとは思う…けどこなさすぎだね。」

「…この店は初めてですか?」

「私の先輩のお店なの。あ、紹介するわね。私の先代の生徒会長、小笹あかり先輩。」

「どうも~喫茶アズールでごゆっくり~」

「先輩、今日は貸し切りありがとうございます。その、他のメンバーが来ないのでどうすればいいのですか?」

「気長に待つしかないね~何時集合で3人なの~?」

「10時集合で今3人です。」

「9時54分にバスが来るから大丈夫よ~」

「なるほど…わかりました。あと、モーニングをお願いします。」

「申し訳ないんだけど、今日はモーニング終わっちゃったの…」

「木曜日ですからね…そしたら後で注文しますので、少しだけゆっくりしていてください。」

「わかりました~」

「…ところで、みなさんは何時のバスで来ましたか~?」

「私は9時24分、上天からのバスだからね。」

「私は家から車です。飛翔さんは神楽阪からでしょう?」

「そうですね。9時45分に入ったはず。」

「それはそれとして…まだ来ないね…」


時間は9時55分。カフェの前のバス停から降りる人影が見えたが、果たしてここに来るのだろうか。


「御待たせ。今日はここなのよね?あ、あかり先輩。ご無沙汰しております。」

「そうだよ梨穂ちゃん~寂しかったぁ!」

「まぁまぁ。とりあえず来れる人は来たって感じ…じゃないね。これは。」

「とりあえず梨穂とひなたは来たということで…」

「え…どうしてみんな遅れてるの!?」

「まぁ…秘密結社らしくていいじゃない。あ、先輩。コーヒー3つと紅茶2つお願いします。」

「コーヒーは好み聞かなくて大丈夫なの?」

「どうにかなるのでお構いなしにお願いします。」

「…ちなみに紅茶の人。」

「…なるほど、紅茶は飛翔とひなたに。沙代里はブラックで、葉子は砂糖マシマシでいいです。私のは牛乳気持ち多めで。」

「もう自分でやってもらっていいかな~?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ