404話 すっごい茶番〜The pudding that was eaten has not been found.〜
「卒業後は決まってるの?」
「今後はみんなの広場…ここの女将として本格的にやりますわ!」
「それならよかった。僕はそうだな…趣味でやってた街歩きのブログがいい感じだからそれを仕事にしてみようかな…」
「それもいいですけど…向かいのアパートを見てください。」
向かいのアパートでは…女の子たちがわーってなってる(小並感)
「おっきな声で!」
「あー!」
「おっきな声で!」
「あー!」
「どうしてこうなったのだろうか。」
「きっと飛翔さんを呼んでいるのでしょう。」
「呼び方がどこかの劇団系コメディじゃないか…やるならもっと前にやってよ…」
外に出ると、大きな声がこっちに来る。
「あ、これ呼び出しなんだ。」
「いや、仲間を作りたかっただけよ。」
「そうなんです。いやぁ、今度私たちお店を作るんです。」
「上村駅の近くに…定食屋をね!」
「そっか…神楽阪にいい土地あるの知ってるんだけど…新しい駅ビル。」
「そこって…え!?大丈夫なの?」
「朱雀さんか強介さんに聞くよ?」
「…あのビルの所有者は別の人です!」
「…おっきな声で!」
「あー!」
404 Not Found…エラーばかりなのかな。今日はそんな2月の中頃。逃げる二月とは上手いことを言ったものだ。
「探し物は何ですか?」
「見つけにくい物ですか?」
「カバンの中も机の中も無いんだな。これが。」
「雪は何を探しているの?」
「…ないんだよ。私が今日のために楽しみにしていたプリン!」
「プリンがないの!?」
「これは一大事だ!まずいじゃない!」
「誰が食べたのですか…?」
「…どんなプリンだったの?」
「滅茶苦茶大きい…自作のプリンだったの!」
「どれぐらい大きいの?」
「これぐらい!」
「…さくらは食べてないみたいね。私も知らなかったわ。」
「僕はおととい帰ってきて…外に出たのは久々だよ?」
「…京子はどうなの?プリン食べたい?」
「…プリンは冷蔵庫にありますよ?」
「あるの?」
「じゃあ大きいプリンは誰が食べたの!」
「…おはよう…ってどうしたの?」
「…ひなたちゃん。君は大きいプリン食べた?」
「食べてないよ!?」
「ひよりちゃんは?」
「食べてないって!」
「あ、つむぎちゃん、プリン食べた?」
「食べてないです!というか…どうしてプリンの話が…あ!雪さんのプリンですか?サーシャちゃん…こっちに来て?」
「つむぎさん?どうしたのですか?」
「…雪さんのプリンって…」
「食べましたよ?大きかったですけど美味しかったです。」
「サーシャちゃん。プリン作ろうか。美味しい美味しいプリンを…」
このあと一晩中悲鳴と機械の音が鳴り響き、鳴りやむと美味しいプリンができたと呼ばれた。実際美味しかったが、あの部屋で何が起きたか考えると怖かった。これ以上触れるのはやめよう。




