21話
Side――清仁
―― 転移される前 ―――
時間停止する敵というのは中盤以降に登場がお決まりだ、そして一度主人公が敗北し何故か見逃される。
後は“対策してお前強敵だったぜ!"になるわけだ。
なんで俺動けそうなんだろ?
身体はすごく重いんだけど無理すれば動ける。
でもさぁ〜無理に動いたら普通は脅威に思われて死ぬじゃん。
ヤバいよねぇどうしよ?
『君、一応まともに考えれるんだね、いやこの場合は精神が図太?いや修羅場に慣れいると言えば良いかな?』
貴方は疑似英霊化で俺に姿を貸してくれるはずだった人だよな?どったのよ迷子なのかな?
『そうそう迷子、あの天狐の幼体のせいで無理やり分霊する事になった――ね。』
大変だろうけど俺も今絶賛大変なんだよ。死んだらお互いお陀仏だから手を貸してくれると助かるな。
『その為に今まで君と私の核を修繕してたんだよ。今まで声をかけれなくてすまないね。』
怖いから詳細聞かないけど、ありがとう助かりました。
『どういたしまして。さて本題だ、このままだと君達は死ぬ。』
……認めたくないけど、これ、現実なのよね〜。
はぁ、それで?俺に何か出来る事ならやるよ、あくまでも出来て納得できるものね。
『"出来る事なら何でもする!“なんて言ったら説教ものだったけど良いよその思考深さと覚悟。
此れから…いや、正確にはさっきから思考加速させてギリギリ迄精神世界で君の能力操作、固有魔術の制御の特訓をする。』
――都合良すぎ!と言いたいけど廃人ならない程度にお願いします。
『………ご都合主義なんてないよ。嵐の中の綱渡り状態という事を理解しなさい、廃人ならない程度じゃない廃人になって逃げるな良いね。』
じ、上等だこの野郎!事が片付いたら一発殴らせろこの野郎!
『はは……良いよ、特訓終了時には必要な記憶だけ残して他は一時的に記憶封印する、あくまで一時的にっだ。』
………時間経ち過ぎて即戦闘は危ないって事でしょ。分かってるからお願いします。
『では行くよ。』
お願いします。
――転移後―――
「清仁起きろ!!意識の無い奴を今の俺じゃ守り切れねぇんだよ!!」
「ぐおぉぉぁぉ!ぬっぎぃぃっ?!っくは!はぁ〜。
解ったちょっとまて!!パスを繋げるから。」
めちゃくちゃ体調ワリィー!!膨大な記憶が脳に流れて来る!
だけど初歩だが俺の固有魔術に着いて理解した、そして表で魔術を使用出来る方法も。
「■■■■■■■"トゥラスト・リウォード"」
相手に聞こえず拓也に聞こえる程度の声で魔術を唱えると背中から飛びのき。
ドサ
転けた。
ガン!!
「ちっ!」
「ばっか野郎!さっさと起きろ!……やりがとよ。」
「すまん!」
危うく腕をきり落とされそうになったが拓也が相手の武器を打ち払い何とか助かった。
良しちゃんとパスが繋がってるな、これで手助け出来る。
『第一関門クリア。次はそのまま彼の奥底に眠る【万雷鬼】の血を暴走させず呼び起こす作業だ。君の魂を彼の中に送る失敗すれば万雷鬼の血に魂が喰われる。』
『次は落雷する嵐の中傘さして綱渡りか、マーリンさんもしっかりと俺に成り切って下さいね。』
心を読ませない方法は会得済みだ、内心、"行き成り言って来てんじゃねぇぞ!マーガリン!“言ってやりたいが我慢だ。
『自信ないが、マーガリンさんは頑張るよ。』
……………
スミマセン許してくださいステキカッコイイですね喜んでがんばります!
俺はマーリンさんに拓也の中にパスを通じて送り込まれた。




