↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『アステリズム・オンライン 〜世界で唯一ゲームをラストクリアした俺、現実世界で正体を隠して無双する〜』  作者: かいばーく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

73/103

第十一章・第四話「巫女の戸惑い」


 その頃、澪は自室で、一人スマホを見つめながら、ため息をついていた。


〈水無瀬澪〉

〈Lv.1〉

〈ジョブ:巫女〉

〈スキル:慈愛の加護〉


 念じると浮かび上がる、自分専用のステータスウィンドウ。何度見ても、まだ実感が湧かなかった。


(私が、こんな力を持つなんて……)


 あの日、蒼を助けたいという一心で目覚めた力。だが、いざ落ち着いて考えると、澪の中には戸惑いの方が大きく渦巻いていた。


(これから、どうすればいいんだろう)


 巫女というジョブが、具体的にどんな戦い方をするものなのか、澪にはまるで見当がつかない。慈愛の加護というスキルも、あの時は無我夢中で発動しただけで、意図的に使いこなせる自信はなかった。


 スマホを操作し、澪は莉世にメッセージを送った。


『莉世さん、巫女のジョブについて、何か知ってることありますか』


 既読はすぐについたが、返信までには少し時間がかかった。


『ごめん、私も詳しくは分からないかも。でも、一緒に調べてみようか』


 その優しい返信に、澪は少しだけ気持ちが軽くなるのを感じた。


(一人じゃない、んだよね)


 莉世や亜衣、そして蒼。周りには、支えてくれる人たちがいる。それでも、この力をどう使っていけばいいのか、澪自身の中で答えを出さなければならない部分もあった。


(お兄ちゃんを、ちゃんと守れるようになりたい)


 その思いだけは、揺るぎなく澪の中にあった。だが、その思いを形にするための道のりは、まだ始まったばかりだった。


コメント・フォローよろしくお願いします


コメント・フォローがくると頑張れます^_^

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。